Junbungaku
Database.

作品・作家・文学賞・文芸誌に、主題/語り口/舞台/読み味の4軸の分類を重ねた、 純文学のためのデータベース。

Works 2204
Authors 489
Awards 20
Magazines 6
最近の収録作 Latest Entries 2204 works
  1. 001 2026 吸血鬼 きゅうけつき 遠野遥 単行本・集英社 女性が中学生になると若さや美しさで十二等級に順位付けされ、社会的地位と財産のある男性に望まれれば十五歳で結婚を強いられる架空社会を描くディストピア長篇。拒否した女性は「へびつかい」と呼ばれ迫害される世界で、中学生の有紗は友人たちと学校生活を送りながら、美術館で出会ったアナウンサーの美優と開業医の白井… ジェンダー身体同調圧力
  2. 002 2026 舞う砂も道の実り まうすなもみちのみのり 井戸川射子 単行本・文藝春秋 孤児として育ったワオスリ、大家族の移住先を探すイフン、離れ離れになった子を探すダエが、ともに旅へ出るロードノベル。時代も場所も定かでない土地をたどり、町々での出会いと別れを通して、三人はそれぞれの喪失や人生の意味に向き合っていく。旅は目的地へ進む筋であると同時に、血縁ではない者同士が一時的な家族のよ… 移民と越境家族死と喪失
  3. 003 2026 彼女のカロート かのじょのかろーと 荻世いをら 初出・すばる 2010年7月号/文學界 2013年12月号 『彼女のカロート』は、表題作「彼女のカロート」と「宦官への授業」を収める作品集。表題作では、耳が聞こえなくなった女性アナウンサーから新しい墓を依頼された主人公の日常が、彼女とのずれた応答によって静かに侵食されていく。もう一篇では、読むことに困難を抱えながら文学に向かう青年がシュールな冒険に巻き込まれ… 身体死と喪失芸術と表現
  4. 004 2026 私的応答 してきおうとう 井戸川射子 単行本・講談社 『私的応答』は、1995年の震災を経験した銅子と、母、娘の厚美を軸に、母娘三代の時間をたどる長編です。倒れたミシン、避難所の体育館、梅田で浴びたシャワーといった記憶が、年月を隔てても日常の奥で反響し続けます。震災の経験を大きな出来事としてだけでなく、家族の会話、沈黙、許しがたさの中に残るものとして描… 災害記憶母と子
  5. 005 2026 建て替え = Rebuilding. 上 タテカエ ジョウ 高倉やえ 単行本・角川文化振興財団 『建て替え 上』は、高倉やえによる二巻本長篇の上巻です。Books/JPROの内容紹介では、老朽化した千代田区三番町のマンションをめぐる住人間の対立と、80代の管理組合理事長・瀬川都の視点が示されています。住まいの更新という現実的な問題を、老い、記憶、人生の再編へつなげて読む作品として整理できます。 生活家族再生
  6. 006 2026 建て替え = Rebuilding. 下 タテカエ ゲ 高倉やえ 単行本・角川文化振興財団 『建て替え 下』は、高倉やえによる二巻本長篇の下巻です。Books/JPROの内容紹介では、マンションの建て替え問題を背景に、瀬川都の人生に影を落とした人々の物語が精緻に描かれる構成が示されています。上巻から続く集合住宅の現実的な葛藤を、個々の来歴や老いの時間へ広げる読みどころがあります。 生活家族再生
  7. 007 2026 わたしは社会 わたしはしゃかい 芝夏子 単行本・朝日新聞出版 『わたしは社会』は、芝夏子が2026年4月に朝日新聞出版から刊行した単行本。Books出版書誌データベースでは、放課後児童クラブで働きだす人物をめぐる表題作と、第6回林芙美子文学賞佳作「煙草の神様」の併録を確認できる。NDLサーチでも同じ収録作情報を確認でき、既収録の「煙草の神様」を単行本収録の文脈… 社会労働違和感
  8. 008 2026 本日ノ亡者 娑婆ノ縁尽キテ ほんじつのもうじゃしゃばのえんつきて 津田美幸 単行本・朝日新聞出版 『本日ノ亡者 娑婆ノ縁尽キテ』は、2026年1月に朝日新聞出版から刊行された津田美幸の単行本。Books出版書誌データベースの内容紹介では、60年に一度の御本尊開帳を控える限界集落の寺を舞台に、秘仏の開示をめぐる老僧、博物館学芸員、役場担当者の思惑が交差する表題作として紹介されている。第11回林芙美… 宗教地域社会死生観
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Since 1935

芥川龍之介賞

日本文学振興会

純文学の新人に与えられる最も著名な文学賞。雑誌(主に文芸誌)に発表された中・短編が対象で、年2回(上半期・下半期)選考される。

Since 1988

三島由紀夫賞

新潮文芸振興会

文学の前途を拓く新鋭の作品に与えられる賞。芥川賞と並ぶ純文学の新人賞として位置づけられる。

Since 1965

谷崎潤一郎賞

中央公論新社

時代を代表する優れた小説・戯曲に与えられる賞。中堅以上の作家の代表作が選ばれることが多い。

Since 1941

野間文芸賞

野間文化財団

野間清治を記念して設けられた文学賞。小説・評論などを対象とし、戦後は1953年から再開された。

Since 1979

野間文芸新人賞

野間文化財団

新進作家の優れた小説に与えられる賞。芥川賞・三島賞とともに純文学の新人三賞と呼ばれることがある。

Since 1974

川端康成文学賞

川端康成記念会

最も完成度の高い短編小説に与えられる賞。短編を対象とする点に特徴がある。

Since 1964

太宰治賞

筑摩書房・三鷹市

筑摩書房が創設した小説新人賞。1978年に中断後、1998年に筑摩書房と三鷹市の共同主催で復活し、津村記久子・今村夏子らを送り出した。

Since 1984

織田作之助賞

大阪文学振興会

大阪ゆかりの作家・織田作之助を記念する文学賞。小説単行本を主な対象とし、関西発の文学賞として続いてきた。

Since 1950

芸術選奨文部科学大臣新人賞

文化庁

芸術各分野で優れた業績をあげた新人に贈られる国の顕彰。文学部門も対象に含む。

Since 1991

紫式部文学賞

宇治市・宇治市教育委員会

紫式部ゆかりの宇治市が創設した、女性作家による文学作品・文学研究を顕彰する賞。

Since 1990

Bunkamuraドゥマゴ文学賞

Bunkamura

フランスのドゥマゴ文学賞にならい、毎年ひとりの選考委員が独自の視点で作品を選ぶ文学賞。小説だけでなく評論・詩歌なども対象に含む。

Since 1955

文學界新人賞

文藝春秋(文學界)

文學界が主催する公募新人賞。受賞作は文學界に掲載され、芥川賞へ直結する登竜門。石原慎太郎・市川沙央らを輩出した。

Since 1958

群像新人文学賞

講談社(群像)

群像が主催する公募新人賞。村上春樹・村上龍をはじめ、戦後文学の重要作家を数多く輩出してきた。

Since 1962

文藝賞

河出書房新社(文藝)

文藝が主催する公募新人賞。綿矢りさ・山田詠美・宇佐見りんなど、若い書き手の発掘に定評がある。

Since 1977

すばる文学賞

集英社(すばる)

すばるが主催する公募新人賞。金原ひとみら、感覚の新しい書き手を送り出してきた。

Since 1969

新潮新人賞

新潮社(新潮)

新潮が主催する公募新人賞。中村文則・田中慎弥らを輩出した、選考の厳しさで知られる賞。

Since 2014

林芙美子文学賞

北九州市(運営:北九州市立文学館)

「放浪記」「浮雲」などで知られる北九州市ゆかりの作家・林芙美子を冠した公募新人文学賞。原稿用紙70〜120枚の中・短編を対象とし、年1回選考される。大賞1編(賞金100万円・文芸誌掲載)と佳作2編以内(賞金10万円)を選出し、第3回以降は朝日新聞出版発行の『小説トリッパー』に受賞作が掲載される(第2回までは中央公論新社・『婦人公論』)。選考委員は第1回より一貫して井上荒野・角田光代・川上未映子の3名。

Since 1990

伊藤整文学賞

伊藤整文学賞の会・小樽市・北海道新聞社

小樽ゆかりの作家・伊藤整を冠し1990年に創設。小説部門と評論部門があり、2014年の第25回まで続いた。

Since 1991

宮沢賢治賞

宮沢賢治学会イーハトーブセンター(花巻市)

1991年に花巻市が創設し、選考を宮沢賢治学会イーハトーブセンターに委嘱。賢治研究・顕彰に貢献した個人・団体を顕彰する。

Since 1978

群像新人長編小説賞

講談社(群像)

講談社の文芸誌『群像』が1978年に設けた公募の長編新人賞。1982年まで実施された。