文学賞一覧
純文学を対象とする主要な文学賞と、各出版社が主催する公募新人賞を収録しています。 賞のページでは回ごとの受賞作・候補作をたどれます。
既に発表された作品の中から選考委員が選ぶ賞。
芥川龍之介賞
純文学の新人に与えられる最も著名な文学賞。雑誌(主に文芸誌)に発表された中・短編が対象で、年2回(上半期・下半期)選考される。
Since 1988 / 49 works三島由紀夫賞
文学の前途を拓く新鋭の作品に与えられる賞。芥川賞と並ぶ純文学の新人賞として位置づけられる。
Since 1965 / 33 works谷崎潤一郎賞
時代を代表する優れた小説・戯曲に与えられる賞。中堅以上の作家の代表作が選ばれることが多い。
Since 1941 / 22 works野間文芸賞
野間清治を記念して設けられた文学賞。小説・評論などを対象とし、戦後は1953年から再開された。
Since 1979 / 69 works野間文芸新人賞
新進作家の優れた小説に与えられる賞。芥川賞・三島賞とともに純文学の新人三賞と呼ばれることがある。
Since 1974 / 23 works川端康成文学賞
最も完成度の高い短編小説に与えられる賞。短編を対象とする点に特徴がある。
Since 1984 / 2 works織田作之助賞
大阪ゆかりの作家・織田作之助を記念する文学賞。小説単行本を主な対象とし、関西発の文学賞として続いてきた。
Since 1950 / 3 works芸術選奨文部科学大臣新人賞
芸術各分野で優れた業績をあげた新人に贈られる国の顕彰。文学部門も対象に含む。
Since 1991 / 2 works紫式部文学賞
紫式部ゆかりの宇治市が創設した、女性作家による文学作品・文学研究を顕彰する賞。
Since 1990 / 7 worksBunkamuraドゥマゴ文学賞
フランスのドゥマゴ文学賞にならい、毎年ひとりの選考委員が独自の視点で作品を選ぶ文学賞。小説だけでなく評論・詩歌なども対象に含む。
Since 1990 / 2 works伊藤整文学賞
小樽ゆかりの作家・伊藤整を冠し1990年に創設。小説部門と評論部門があり、2014年の第25回まで続いた。
Since 1991 / 1 works宮沢賢治賞
1991年に花巻市が創設し、選考を宮沢賢治学会イーハトーブセンターに委嘱。賢治研究・顕彰に貢献した個人・団体を顕彰する。
各出版社等が原稿を公募する新人賞。受賞作は主催誌に掲載され、デビュー作となる。
太宰治賞
筑摩書房が創設した小説新人賞。1978年に中断後、1998年に筑摩書房と三鷹市の共同主催で復活し、津村記久子・今村夏子らを送り出した。
Since 1955 / 101 works / 文學界文學界新人賞
文學界が主催する公募新人賞。受賞作は文學界に掲載され、芥川賞へ直結する登竜門。石原慎太郎・市川沙央らを輩出した。
Since 1958 / 57 works / 群像群像新人文学賞
群像が主催する公募新人賞。村上春樹・村上龍をはじめ、戦後文学の重要作家を数多く輩出してきた。
Since 1962 / 76 works / 文藝文藝賞
文藝が主催する公募新人賞。綿矢りさ・山田詠美・宇佐見りんなど、若い書き手の発掘に定評がある。
Since 1977 / 63 works / すばるすばる文学賞
すばるが主催する公募新人賞。金原ひとみら、感覚の新しい書き手を送り出してきた。
Since 1969 / 52 works / 新潮新潮新人賞
新潮が主催する公募新人賞。中村文則・田中慎弥らを輩出した、選考の厳しさで知られる賞。
Since 2014 / 18 works林芙美子文学賞
「放浪記」「浮雲」などで知られる北九州市ゆかりの作家・林芙美子を冠した公募新人文学賞。原稿用紙70〜120枚の中・短編を対象とし、年1回選考される。大賞1編(賞金100万円・文芸誌掲載)と佳作2編以内(賞金10万円)を選出し、第3回以降は朝日新聞出版発行の『小説トリッパー』に受賞作が掲載される(第2回までは中央公論新社・『婦人公論』)。選考委員は第1回より一貫して井上荒野・角田光代・川上未映子の3名。
Since 1978 / 1 works / 群像群像新人長編小説賞
講談社の文芸誌『群像』が1978年に設けた公募の長編新人賞。1982年まで実施された。