Junbungaku
Database.

作品・作家・文学賞・文芸誌に、主題/語り口/舞台/読み味の4軸の分類を重ねた、 純文学のためのデータベース。

Works 1330
Authors 465
Awards 11
Magazines 5
最近の収録作 Latest Entries 1330 works
  1. 001 2026 吸血鬼 きゅうけつき 遠野遥 単行本・集英社 『吸血鬼』は、女性が中学生になると若さや美しさで十二等級に順位付けされ、十五歳での結婚を強いられる社会を描くディストピア長篇です。中学生の有紗は友人たちと学校生活を送りながら、校外学習で出会ったアナウンサーの美優と開業医の白井を通じて、知らなかった富裕な世界へ触れていく。容姿、結婚、階級、迫害を制度… ジェンダー身体同調圧力
  2. 002 2026 舞う砂も道の実り まうすなもみちのみのり 井戸川射子 単行本・文藝春秋 『舞う砂も道の実り』は、孤児として育ったワオスリ、大家族の移住先を探すイフン、離れ離れになった子を探すダエの三人が旅に出るロードノベル。文藝春秋公式は、時代も場所も定かでない土地を進む旅人たちが、町々の出会いと別れを通じて人生の意味を手にしていく作品として紹介している。喪失を抱えた人々の移動を、詩的… 移民と越境家族死と喪失
  3. 003 2026 彼女のカロート かのじょのかろーと 荻世いをら 初出・すばる 2010年7月号/文學界 2013年12月号 『彼女のカロート』は、表題作「彼女のカロート」と「宦官への授業」の二篇を収める作品集。表題作では、耳が聞こえなくなった女性アナウンサーから「自分のための新しい墓」を依頼された主人公の日常が、彼女とのずれた応答によって静かに侵食されていく。もう一篇では、読むことに困難を抱えながら文学に殉じる青年がシュ… 身体死と喪失芸術と表現
  4. 004 2026 私的応答 してきおうとう 井戸川射子 単行本・講談社 『私的応答』は、1995年の震災を経験した銅子と、母、娘・厚美の三代に流れる時間をたどる長篇。倒れたミシン、避難所の体育館、梅田で浴びるシャワーなどの記憶は、年月を経ても日常の奥に残り続ける。忘れることと許すことの違いを、母娘の時間と震災の記憶を通して問い直す作品である。 災害記憶母と子
  5. 005 2026 満ちる街 みちるまち 山本莉会 単行本・朝日新聞出版 限界集落に住む電力会社職員・徳真が、農園の土地売却をめぐる出来事を描く。第12回林芙美子文学賞大賞受賞作。受賞時タイトルは「満ちる街」だが、掲載時(小説トリッパー2026年春季号)に「むこうの景色は知らない」へ改題された。 第12回 林芙美子賞
  6. 006 2026 もずくとケチャップ もずくとけちゃっぷ 西岡紗那 単行本・朝日新聞出版 第12回林芙美子文学賞佳作受賞作。「小説トリッパー」2026年春季号に掲載。単行本化は未確認。
  7. 007 2026 姥皮 うばかわ 三国美千子 初出・「新潮」2026年4月号 女系の強い家に伝わる大叔母・あけ美さんから譲り受けた「皮」をめぐる奇譚。性愛と生殖の不気味さを穿つ幻想的な短篇。単行本未収録。 身体寓話・幻想
  8. 008 2025 記念日 きねんび 青山七恵 単行本・集英社 『記念日』は、23歳のミナイ、42歳のソメヤ、76歳の乙部さんという年齢も境遇も違う女性三人が、奇妙なルームシェアをきっかけに交わっていく長篇です。「明日から、おばあさんになってみませんか?」という提案が、若さや老い、身体のままならなさ、他者と暮らすことの違和感を動かしていく。代わり映えしない日常を… 老い身体家族
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Since 1935

芥川龍之介賞

日本文学振興会

純文学の新人に与えられる最も著名な文学賞。雑誌(主に文芸誌)に発表された中・短編が対象で、年2回(上半期・下半期)選考される。

Since 1988

三島由紀夫賞

新潮文芸振興会

文学の前途を拓く新鋭の作品に与えられる賞。芥川賞と並ぶ純文学の新人賞として位置づけられる。

Since 1965

谷崎潤一郎賞

中央公論新社

時代を代表する優れた小説・戯曲に与えられる賞。中堅以上の作家の代表作が選ばれることが多い。

Since 1979

野間文芸新人賞

野間文化財団

新進作家の優れた小説に与えられる賞。芥川賞・三島賞とともに純文学の新人三賞と呼ばれることがある。

Since 1974

川端康成文学賞

川端康成記念会

最も完成度の高い短編小説に与えられる賞。短編を対象とする点に特徴がある。

Since 1955

文學界新人賞

文藝春秋(文學界)

文學界が主催する公募新人賞。受賞作は文學界に掲載され、芥川賞へ直結する登竜門。石原慎太郎・市川沙央らを輩出した。

Since 1958

群像新人文学賞

講談社(群像)

群像が主催する公募新人賞。村上春樹・村上龍をはじめ、戦後文学の重要作家を数多く輩出してきた。

Since 1962

文藝賞

河出書房新社(文藝)

文藝が主催する公募新人賞。綿矢りさ・山田詠美・宇佐見りんなど、若い書き手の発掘に定評がある。

Since 1977

すばる文学賞

集英社(すばる)

すばるが主催する公募新人賞。金原ひとみら、感覚の新しい書き手を送り出してきた。

Since 1969

新潮新人賞

新潮社(新潮)

新潮が主催する公募新人賞。中村文則・田中慎弥らを輩出した、選考の厳しさで知られる賞。

Since 2014

林芙美子文学賞

北九州市(運営:北九州市立文学館)

「放浪記」「浮雲」などで知られる北九州市ゆかりの作家・林芙美子を冠した公募新人文学賞。原稿用紙70〜120枚の中・短編を対象とし、年1回選考される。大賞1編(賞金100万円・文芸誌掲載)と佳作2編以内(賞金10万円)を選出し、第3回以降は朝日新聞出版発行の『小説トリッパー』に受賞作が掲載される(第2回までは中央公論新社・『婦人公論』)。選考委員は第1回より一貫して井上荒野・角田光代・川上未映子の3名。