かりそめのほしめぐり

かりそめの星巡り

石沢麻依 2024

紹介 About

ドイツでの暮らしのなかに、故郷である仙台の風景、文学作品、美術、過去からの声を重ねていくエッセイ集。Books 出版書誌データベースでは、河北新報連載「記憶の素描」と日本経済新聞連載「美の十選」を収録した、著者初のエッセイ集として紹介されている。小説作品で展開してきた記憶、土地、言葉、死者との距離といった主題を、随筆の形式でたどり直す一冊。

評価 Reception

主要文学賞の受賞・候補は今回確認できた範囲では登録しない。講談社公式、Books 出版書誌データベース、NDLサーチで、2024年11月刊、ISBN 9784065375099、石沢麻依著、講談社刊の書誌を確認した。読書案内としてブクログと読書メーターの具体ページを referenceLinks に分離して登録した。

出典 Sources

参考リンク References

石沢麻依のほかの収録作 More

  1. 001 2021 貝に続く場所にて かいにつづくばしょにて 初出・群像 2021年6月号 コロナ禍に覆われたドイツの学術都市ゲッティンゲンで暮らす日本人留学生の「私」のもとに、東日本大震災の津波で行方不明になったはずの友人・野宮が現れる。九年前に仙台で被災した記憶と、疫病下の異国の街の現在が静かに重なり合い、惑星の名を冠した小径、聖人伝や絵画の細部、庭に埋められた様々な品をたどりながら… 死と喪失記憶災害 第165回 芥川賞
  2. 002 2022 月の三相 つきのさんそう 単行本・講談社 旧東ドイツの小さな街で「フローラが失踪した」という噂が広がり、歴史に引き裂かれた少年と少女の物語が呼び起こされる。その街では誰もが自分の「肖像面」を持ち、面に惹かれて移り住んだ望、グエット、ディアナの三人は、失われた「顔」を探して見えない境界を越えていく。いくつもの時間が重層する街を舞台に、歴史、記… 記憶アイデンティティ死と喪失
  3. 003 2022 マグノリアの手 まぐのりあのて 初出・「群像」2022年11月号 『マグノリアの手』は、『群像』2022年11月号に掲載された短篇です。講談社群像公式サイトでは、マグノリアの白い花が語り手の失われた白い左手の記憶を呼び起こす作品として紹介されている。花のイメージと身体の欠落を結び、記憶と喪失を詩的にたどる作品として整理できる。 記憶身体喪失
  4. 004 2023 獏、石榴ソース和え ばく ざくろそーすあえ 初出・「群像」2023年2月号(新年短篇特集) 『獏、石榴ソース和え』は、『群像』2023年2月号の新年短篇特集に掲載された幻想的な短篇です。不眠に陥った語り手が、友人に誘われ「獏の肉を食べる不眠者の集い」に参加するという筋立てが公式目次で示されている。夢を食べる獏のイメージを食と不眠の場面へ移し、現実と幻想の境目を揺らす作品として整理できる。 幻想
  5. 005 2023 マルギット・Kの鏡像 まるぎっと・けーのきょうぞう 初出・「文學界」2023年5月号(特集「12人の“幻想”短篇競作」) 『マルギット・Kの鏡像』は、『文學界』2023年5月号の特集「12人の“幻想”短篇競作」に掲載された石沢麻依の短篇です。公開情報では特集内掲載の確認が中心で、作品単独の公式梗概は確認できない。既存登録では、人物名と「鏡像」という題名を手がかりに幻想・アイデンティティの作品として低確信で整理している。 幻想アイデンティティ現実と幻想
  6. 006 2023 トルソの手紙 とるそのてがみ 初出・「すばる」2023年5月号(特集「文学×アート 語りえぬものを創造する」) 『トルソの手紙』は、『すばる』2023年5月号の特集「文学×アート 語りえぬものを創造する」に掲載された短篇です。集英社すばる公式バックナンバーで特集内掲載を確認できる。題名と特集から美術・身体・言葉をめぐる作品として整理しているが、公開ページ上で作品単独の公式梗概は確認できない。 芸術身体言葉と言語
  7. 007 2023 琥珀の家の掌 こはくのいえのてのひら 初出・「群像」2023年10月号 『琥珀の家の掌』は、『群像』2023年10月号に掲載された石沢麻依の作品です。今回確認できた公開情報は書店ページによる掲載情報に限られ、出版社公式の詳細梗概や書評は未確認。既存分類では記憶と静謐な読み味を仮置きしているが、内容説明は低確信として扱う。 記憶静謐
  8. 008 2024 木偏の母 きへんのはは 初出・「すばる」2024年2月号 『木偏の母』は、『すばる』2024年2月号に掲載された短篇です。同居人エレナを介して日本語の個人レッスンを引き受けた語り手が、漢字を習得したい五十代後半の女性ダフネと出会う。漢字の部首や日本語学習を入口に、言語、異文化、他者との距離を静かに描く作品として整理できる。 言葉と言語異文化学び
  9. 009 2024 エコー、あるいはEの消失 えこー、あるいはいーのしょうしつ 初出・「新潮」2024年6月号 『エコー、あるいはEの消失』は、『新潮』2024年6月号に掲載された石沢麻依の短篇です。新潮社公式バックナンバーの目次で掲載を確認できる。現時点で公開公式梗概は確認できないため、題名が示す声・反響・文字の消失といったモチーフ以上の筋立ては断定しない。 言葉と言語
  10. 010 2024 鳥を飼うひと とりをかうひと 初出・「群像」2024年11月号 『鳥を飼うひと』は、『群像』2024年11月号の創作欄に掲載された石沢麻依の作品です。講談社群像公式サイトで掲載は確認できるが、内容紹介・選評・書評は未確認。題名から動物をめぐる作品であること以上は断定しない。 動物
  11. 011 2025 糸芝居 いとしばい 初出・「すばる」2025年9月号 『糸芝居』は、『すばる』2025年9月号の小説欄に掲載された石沢麻依の作品です。集英社すばる公式バックナンバーで掲載は確認できるが、公開ページ上で公式梗概・選評・書評は確認できない。題名から芸能的な要素はうかがえるものの、内容・舞台・語り口は断定せず、掲載情報中心に扱う。 芸能