Narrative
内省
語り口「内省」に分類された 10 作品。
- 001 2024 かりそめの星巡り かりそめのほしめぐり ドイツでの暮らしのなかに、故郷である仙台の風景、文学作品、美術、過去からの声を重ねていくエッセイ集。Books 出版書誌データベースでは、河北新報連載「記憶の素描」と日本経済新聞連載「美の十選」を収録した、著者初のエッセイ集として紹介されている。小説作品で展開してきた記憶、土地、言葉、死者との距離と…
- 002 2020 最高の任務 さいこうのにんむ 『最高の任務』は、既存登録の『十七八より』『本物の読書家』に続く乗代雄介の単著候補です。今回の候補では講談社単行本の刊行情報を基礎に、未登録 book-form として整理する。
- 003 2016 その姿の消し方 そのすがたのけしかた 『その姿の消し方』は、詩や書物をめぐる記憶を追いながら、誰かの姿が時間のなかへ消えていく過程を静かにたどる作品です。堀江敏幸らしい精密な文体で、風景、読書、翻訳的な感覚が重なり合う。筋の強さよりも、痕跡を見つめるまなざしと文章の陰影が読みどころです。 第69回 野間文芸賞
- 004 2016 土の記 つちのき 『土の記』は、老いた農夫の暮らし、妻の死、土地に刻まれた時間を通して、生と死が折り重なる場所を描く長篇です。農作業や土の手触りは、個人の老いだけでなく、震災後の日本の時間とも響き合う。高村薫の社会性と宗教的な思索が、生活の細部へ沈み込む作品です。 第70回 野間文芸賞
- 005 2013 未明の闘争 みめいのとうそう 『未明の闘争』は、出来事を劇的に進めるよりも、考えること、話すこと、書くことの持続そのものを小説の中心に置く長篇です。日常の細部から小説論へ、個人の時間から世界の手触りへと、保坂和志の思考がゆっくり広がっていく。物語の速度ではなく、意識の粘りと文体の持続を読む作品です。 第66回 野間文芸賞
- 006 2006 残光 ざんこう NDLサーチで「新潮」2006年2月号掲載書誌、2006年5月刊の新潮社版単行本、水声社『小島信夫長篇集成』収録を確認できる。
- 007 1999 父 ちち NDLサーチで1999年7月刊の新潮社版単行本を確認できる。
- 008 1991 母よ ははよ 1991年6月に講談社から刊行された本人単著。NDLのBooks系レコードおよび講談社文芸文庫版の書誌で確認できる。
- 009 1983 いつもと同じ春 いつもとおなじはる 『いつもと同じ春』は、辻井喬が1983年に河出書房新社から刊行した長篇小説です。NDLサーチでは、1983年5月刊の単行本と、2009年10月刊の中公文庫版を確認できます。公開Webで詳細な内容紹介や初出誌は確認できなかったため、紹介は書誌・再刊情報を中心に整理しています。
- 010 1982 ナビ・タリョン なびたりょん 『ナビ・タリョン』は、李良枝の初期作品です。NDLサーチでは、『群像』1982年12月号の創作合評で同作が扱われていること、また2006年刊の〈在日〉文学全集第8巻『李良枝』に収録されていることを確認できます。公開資料で詳しい梗概は確認できないため、紹介は書誌・収録情報と、李良枝文学に通底する在日性…