いしざわ まい

石沢麻依

b.1980

略歴 Profile

ドイツ在住。「貝に続く場所にて」で群像新人文学賞と芥川賞を受賞した。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は2021年から2022年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では移民と越境、記憶、死と喪失、静謐、アイデンティティといった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2021 貝に続く場所にて かいにつづくばしょにて 初出・群像 2021年6月号 コロナ禍に覆われたドイツの学術都市ゲッティンゲンで暮らす日本人留学生の「私」のもとに、東日本大震災の津波で行方不明になったはずの友人・野宮が現れる。九年前に仙台で被災した記憶と、疫病下の異国の街の現在が静かに重なり合い、惑星の名を冠した小径、聖人伝や絵画の細部、庭に埋められた様々な品をたどりながら… 死と喪失記憶災害 第165回 芥川賞

単行本

  1. 001 2021 貝に続く場所にて かいにつづくばしょにて 単行本・講談社 コロナ禍に覆われたドイツの学術都市ゲッティンゲンで暮らす日本人留学生の「私」のもとに、東日本大震災の津波で行方不明になったはずの友人・野宮が現れる。九年前に仙台で被災した記憶と、疫病下の異国の街の現在が静かに重なり合い、惑星の名を冠した小径、聖人伝や絵画の細部、庭に埋められた様々な品をたどりながら… 死と喪失記憶災害 第165回 芥川賞
  2. 002 2022 月の三相 つきのさんそう 単行本・講談社 旧東ドイツの小さな街で「フローラが失踪した」という噂が広がり、歴史に引き裂かれた少年と少女の物語が呼び起こされる。その街では誰もが自分の「肖像面」を持ち、面に惹かれて移り住んだ望、グエット、ディアナの三人は、失われた「顔」を探して見えない境界を越えていく。いくつもの時間が重層する街を舞台に、歴史、記… 記憶アイデンティティ死と喪失