ひとにはどれほどのほんがいるか

人にはどれほどの本がいるか

鈴木結生 2024 第10回 林芙美子賞 佳作

紹介 About

「人にはどれほどの本がいるか」は、在野の文化理論家・素人作家として生きた人物の蔵書、追悼、記憶をめぐる作品。朝日新聞出版さんぽで公開された冒頭では、地方紙のお悔やみ、研究会の追悼文、家業や蔵書の来歴が重なり、本を所有することと人生を支える言葉の関係が立ち上がる。死後に残る本や文章をたどる語りは、一人の人物像を確定するよりも、読書が人をどのように形づくるかを探っていく。書物、信仰、芸術への偏愛を、ユーモアを含む伝記的な語りで扱う鈴木結生の初期作として整理できる。

評価 Reception

第10回林芙美子文学賞佳作受賞作。北九州市立文学館公式発表と朝日新聞出版さんぽで受賞を確認でき、朝日新聞出版さんぽは受賞の言葉と冒頭を公開している。選評全文は「小説トリッパー」2024年春号掲載予定と告知されているが、今回参照できた公開情報は受賞・冒頭公開が中心である。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

佳作 第10回 林芙美子文学賞 (第10回(2023年度))

鈴木結生のほかの収録作 More

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