すずき ゆうい
鈴木結生
略歴 Profile
2001年生まれ、福岡県在住。国立国会図書館典拠での読みは「スズキ, ユウイ」。2024年「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受け、同年秋季号の「小説トリッパー」に発表した「ゲーテはすべてを言った」で第172回芥川龍之介賞を受賞した。朝日新聞出版から2025年1月に『ゲーテはすべてを言った』、同年6月に『携帯遺産』を刊行している。 このデータベースでは3作品を収録し、発表年は2024年から2025年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では記憶、芸術と表現、清新、ユーモラス、言葉と言語といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 国立国会図書館典拠 鈴木, 結生, 2001- 典拠
- 日本文学振興会 芥川賞受賞者一覧 公式
- 北九州市立文学館 第10回林芙美子文学賞受賞作品決定 公式
- 朝日新聞出版さんぽ 第10回林芙美子文学賞佳作受賞作 協力出版社
- 朝日新聞出版『ゲーテはすべてを言った』 出版社
- 朝日新聞出版『携帯遺産』 出版社
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 2024 人にはどれほどの本がいるか ひとにはどれほどのほんがいるか 「人にはどれほどの本がいるか」は、在野の文化理論家・素人作家として生きた人物の蔵書、追悼、記憶をめぐる作品。朝日新聞出版さんぽで公開された冒頭では、地方紙のお悔やみ、研究会の追悼文、家業や蔵書の来歴が重なり、本を所有することと人生を支える言葉の関係が立ち上がる。死後に残る本や文章をたどる語りは、一人…
- 002 2024 ゲーテはすべてを言った げーてはすべてをいった 「ゲーテはすべてを言った」は、ゲーテ学者・博把統一が、ティーバッグのタグで出会った未知のゲーテの言葉を追う小説。原典調査と研究生活の記憶をたどる探索譚であり、引用、創作、学問の確かさそのものを物語の謎にしている。言葉の出典を探す学術的な手続きが、家族や研究者としての自己像を問い直す小説的な旅へ変わっ… 第172回 芥川賞
単行本
- 001 2025 ゲーテはすべてを言った げーてはすべてをいった 「ゲーテはすべてを言った」は、ゲーテ学者・博把統一が、ティーバッグのタグで出会った未知のゲーテの言葉を追う小説。原典調査と研究生活の記憶をたどる探索譚であり、引用、創作、学問の確かさそのものを物語の謎にしている。言葉の出典を探す学術的な手続きが、家族や研究者としての自己像を問い直す小説的な旅へ変わっ… 第172回 芥川賞
- 002 2025 携帯遺産 けいたいいさん 「携帯遺産」は、人気ファンタジー作家・舟暮按が自伝小説の執筆を依頼され、自分の人生の記録を探索していく長編。実家の焼失、震災、父の失踪を背景に、作家が自らの人生を小説にすることの意味と、生き別れた父への接近が重ねられる。携帯端末や残された記録は、過去を保存する道具であると同時に、語り手が失われた家族…