おどるなまず

踊るナマズ

高瀬ちひろ 2005 第29回 すばる文学賞 受賞

紹介 About

ナマズにまつわる伝説が息づく土地で、幼い二人の恋心と民話的な想像力が交差する恋愛奇談。弥生が過去の記憶を語り直す構成を通じて、土地に残る言い伝えと性、生命の連なりが重ねられる。現実の成長譚を土俗的なイメージへ開いていくところに、すばる文学賞受賞作らしい新鮮さがある。

評価 Reception

出版書誌データベースで第29回すばる文学賞受賞作として確認でき、NDLサーチでは2006年1月刊の集英社単行本書誌を確認した。雑誌掲載の受賞作記事は今回のNDL検索では確認できず、選評本文・独立書評は未確認。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第29回 すばる文学賞 (2005年)

高瀬ちひろのほかの収録作 More

  1. 001 2009 永遠のかけら えいえんのかけら 単行本・講談社 『永遠のかけら』は、失われた時間や記憶の断片を、恋愛や人間関係の揺れと重ねて読むことのできる高瀬ちひろの小説です。題名の「かけら」は、完全な永遠ではなく、人物の手元に残る小さな感情の痕跡を思わせます。公開資料で内容細部を十分に確認できていないため、書誌と題名から確実に言える範囲に絞って紹介します。 記憶恋愛孤独と疎外