おどるなまず

踊るナマズ

高瀬ちひろ 2005 第29回 すばる文学賞 受賞

紹介 About

ナマズにまつわる民話や伝説が数多く残る田多間町。弥生は中学の同級生・一真と民話のレポートを作るうち、「ナマズの番人」と呼ばれる元図書館司書・水口さんから古い伝説を聞き、ナマズの幻を見たという叔母・小夜子の記憶にも触れていく。やがて母となった弥生が胎児に語りかけるという入れ子の構成で、土地の記憶と性、生命の連なりを描く。ナマズのぬめりが土俗とエロティシズムを結ぶ、民話的想像力のデビュー作。

受賞・候補歴 Awards

受賞 第29回 すばる文学賞 (2005年)

高瀬ちひろのほかの収録作 More

  1. 001 2009 永遠のかけら えいえんのかけら 単行本・講談社 永遠のかけらは、高瀬ちひろによる2009年発表の作品です。単行本は講談社(2009年)。