すみれにはおばけがみえた

すみれにはおばけが見えた

鴻池留衣 2023

紹介 About

『すみれにはおばけが見えた』は、鴻池留衣が2026年に田畑書店から刊行した三篇構成の作品集です。表題作では、亡くなった異父妹について書こうとする小説家の記憶が、書く行為そのものによって揺らいでいく。現実世界を物語として信じ込む人物も配され、記憶、虚構、自己物語化の危うさを扱う点が読みどころです。

評価 Reception

Books/JPROで2026年5月30日発売、田畑書店刊、ISBN 9784803804898、4-6判324ページ、三篇収録を確認した。主要文学賞の受賞・候補は今回確認できた範囲では登録しない。田畑書店公式サイトは通常取得時に証明書ホスト名不一致があり、出版社公式の直接確認は低確信点として残す。

出典 Sources

鴻池留衣のほかの収録作 More

  1. 001 2016 二人組み ふたりぐみ 初出・「新潮」2016年11月号 『二人組み』は、鴻池留衣のデビュー作で、第48回新潮新人賞受賞作。新潮社の『ナイス・エイジ』書籍ページでは、啓蒙欲と性欲をこじらせた男子中学生が暴走する作品として収録紹介されている。同ページ掲載の倉本さおり書評は、ほとんど返答しない女子生徒を前に主人公の饒舌が上滑りし、言葉と関係性の不気味で滑稽な姿… 青春言葉と言語 第48回 新潮新人賞
  2. 002 2017 ナイス・エイジ ないすえいじ 初出・「新潮」2017年7月号 『ナイス・エイジ』は、「新潮」2017年7月号に掲載され、2018年1月に新潮社から同名単行本の表題作として刊行された鴻池留衣の小説です。新潮社公式ページでは、興味本位でオフ会に参加したAV嬢の絵里が、自分の孫を名乗る未来人の青年と知り合い同棲し、その日常がネット民の好奇心の対象になっていく物語とし… 未来インターネット真実と虚構
  3. 003 2018 ジャップ・ン・ロール・ヒーロー じゃっぷんろーるひーろー 初出・『新潮』2018年9月号 p.7-71 新潮社公式、NDL、Books/JPROで2019年1月刊の単行本として確認。『新潮』掲載作の単行本化。 メディア大衆文化音楽