ふたりぐみ

二人組み

鴻池留衣 2016 第48回 新潮新人賞 受賞

紹介 About

『二人組み』は、鴻池留衣のデビュー作で、第48回新潮新人賞受賞作。新潮社の『ナイス・エイジ』書籍ページでは、啓蒙欲と性欲をこじらせた男子中学生が暴走する作品として収録紹介されている。同ページ掲載の倉本さおり書評は、ほとんど返答しない女子生徒を前に主人公の饒舌が上滑りし、言葉と関係性の不気味で滑稽な姿を浮かび上がらせると読んでいる。

評価 Reception

第48回新潮新人賞受賞作。新潮社の賞公式ページで受賞・初出を確認し、『ナイス・エイジ』公式ページで収録情報と書評を確認した。単独作品としての詳細な選評本文は公式ページ上では確認範囲が限定される。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第48回 新潮新人賞 (2016年)

鴻池留衣のほかの収録作 More

  1. 001 2017 ナイス・エイジ ないすえいじ 初出・「新潮」2017年7月号 『ナイス・エイジ』は、「新潮」2017年7月号に掲載され、2018年1月に新潮社から同名単行本の表題作として刊行された鴻池留衣の小説です。新潮社公式ページでは、興味本位でオフ会に参加したAV嬢の絵里が、自分の孫を名乗る未来人の青年と知り合い同棲し、その日常がネット民の好奇心の対象になっていく物語とし… 未来インターネット真実と虚構
  2. 002 2018 ジャップ・ン・ロール・ヒーロー じゃっぷんろーるひーろー 初出・『新潮』2018年9月号 p.7-71 新潮社公式、NDL、Books/JPROで2019年1月刊の単行本として確認。『新潮』掲載作の単行本化。 メディア大衆文化音楽
  3. 003 2023 すみれにはおばけが見えた すみれにはおばけがみえた 初出・『すばる』2023年3月号 p.10-93 『すみれにはおばけが見えた』は、鴻池留衣が2026年に田畑書店から刊行した三篇構成の作品集です。表題作では、亡くなった異父妹について書こうとする小説家の記憶が、書く行為そのものによって揺らいでいく。現実世界を物語として信じ込む人物も配され、記憶、虚構、自己物語化の危うさを扱う点が読みどころです。 記憶死者現実と虚構