ちのそこのきおく

地の底の記憶

畠山丑雄 2015 第52回 文藝賞 受賞

紹介 About

電波塔に見守られる架空の町を舞台に、百年を超える時間をたどる壮大なデビュー作。ラピス・ラズリ、電波、川の流れといったモチーフが、町と人物の記憶を深い層へ導く。現実と非現実、過去と現在が交錯する長い時間の物語として読むことができる。架空の町の歴史を掘り下げる構成が、記憶そのものの地層を読む感覚を生む。

評価 Reception

河出書房新社の書籍ページで第52回文藝賞受賞作であることを確認できる。出版社ページは新人離れした筆力を強調しているが、選評本文は確認できず、評価の根拠は主に出版社紹介に限られる。OpenBDでは週刊新潮の小山太一評掲載記録とBookBangリンクを確認できるが、評本文の内容は未確認。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第52回 文藝賞 (2015年)

畠山丑雄のほかの収録作 More

  1. 001 2023 改元 かいげん 初出・「群像」2023年3月号 『改元』は、改元の年に山奥の町へ異動した公務員の「私」が、集落に伝わる惟喬親王の龍の夢の伝説を追う表題作です。単行本は、第二次世界大戦をまたぐ年代記「死者たち」を併録し、抵抗と革命を主題に掲げる二篇として構成されています。 改元伝承国家