ぞうぎゅう

象牛

石井遊佳 2020

紹介 About

表題作は、インド・ガンジス河岸の聖地にやってきた女子大生が、謎の存在である象牛に翻弄される物語。併録の『星曝し』は大阪の淀川河岸を思わせる比ラカ駄を舞台に、恋に似た激しい熱情と死者の気配を描く。現実の痛みと法螺話めいた幻想が混ざり合う、石井遊佳の芥川賞受賞後初の作品集。

評価 Reception

新潮社公式掲載の斎藤美奈子による『波』2020年10月号書評は、二編を川と川べりの物語として読み、虚実ないまぜの世界に現実的情景が差し込まれる点と過剰さを作品の価値として評している。OpenBDでは毎日新聞朝刊(2021年1月16日)の書評掲載も確認できるが、本文評価は未確認。

出典 Sources

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