わたしのあかくてやわらかなぶぶん

私の赤くて柔らかな部分

平田俊子 2009

紹介 About

『私の赤くて柔らかな部分』は、失恋の痛みを抱えた主人公が突発的に旅へ出て、終着駅にたどりついたまま帰るきっかけを失っていく長篇小説です。Books出版書誌データベースの内容紹介では、生きることのよるべなさと虚実ないまぜのマジカルな世界を描く、平田俊子の新境地として紹介されています。詩人としての言語感覚を、現実から少しずれた旅と喪失の物語に移した作品として読めます。

評価 Reception

NDLサーチで2009年角川書店版の公的書誌を確認し、Books出版書誌データベースでISBN、ページ数、発行年月日、内容紹介を確認しました。今回確認できた範囲では、現行の賞マスターに対応する文学賞受賞・候補歴は登録していません。作品名・著者名でYouTube紹介も探しましたが、作品単体の読書案内として確実に紐づけられる動画は見送りました。

出典 Sources

参考リンク References

平田俊子のほかの収録作 More

  1. 001 2005 二人乗り ふたりのり 初出・単行本(講談社、2005年)。初出誌は未確認。 『二人乗り』は、詩人としても知られる平田俊子の小説作品で、嵐子、不治子、道彦をめぐる三篇からなる連作です。関係のずれや恋愛の気配を、詩的な感覚と乾いた距離感で捉える構成が特徴です。複数の人物を行き来する語りによって、二人でいることの親密さと危うさが浮かびます。 恋愛三人称・多視点都市・郊外 第27回 野間新人賞