Themes
喪失
主題「喪失」に分類された 15 作品。
- 001 2026 空洞 くうどう 『空洞』は、図野象が『おわりのそこみえ』で第60回文藝賞優秀作となった後に発表した受賞第一作です。河出書房新社の『文藝』2026年夏季号紹介では、若くして死んだ友人の葬式に出席するために会社を辞める語り手を起点に、恋・仕事・友情の地獄めぐりの果てを描く作品として紹介されています。デビュー作の切迫した…
- 002 2025 二十四五 にじゅうしご 『二十四五』は、乗代雄介が2025年に講談社から刊行した小説です。講談社公式は、実家を出て作家となった二十四五歳の語り手が、弟の結婚式へ向かう道中で亡き叔母の痕跡を追う物語として紹介しています。喪失を抱えたまま生きること、死後にもほのめかされる愛情や恨みの感触を、移動と記憶の反復を通して描く作品とし…
- 003 2022 マグノリアの手 まぐのりあのて 『マグノリアの手』は、『群像』2022年11月号に掲載された短篇です。講談社群像公式サイトでは、マグノリアの白い花が語り手の失われた白い左手の記憶を呼び起こす作品として紹介されている。花のイメージと身体の欠落を結び、記憶と喪失を詩的にたどる作品として整理できる。
- 004 2019 小箱 こばこ 『小箱』は、箱という小さな器に託された記憶や喪失の気配を、静かな筆致でたどる長篇です。小川洋子らしい抑制された語りのなかで、見えないもの、しまわれたもの、失われたものが少しずつ存在感を帯びる。大きな事件よりも、手触りと沈黙の蓄積によって読む作品です。 第73回 野間文芸賞
- 005 2017 世界のすべてのさよなら せかいのすべてのさよなら 『世界のすべてのさよなら』は、30歳になった同級生四人の関係と変化を描く長編です。幻冬舎公式は、会社員として生きる悠、恋愛に振り回される翠、画家を目指す竜平、体調を崩して人生を休む瑛一を置き、悠の結婚をきっかけにそれぞれの時間が動く物語として紹介しています。別れと後悔を終点にせず、失った時間や関係を…
- 006 2009 私の赤くて柔らかな部分 わたしのあかくてやわらかなぶぶん 『私の赤くて柔らかな部分』は、失恋の痛みを抱えた主人公が突発的に旅へ出て、終着駅にたどりついたまま帰るきっかけを失っていく長篇小説です。Books出版書誌データベースの内容紹介では、生きることのよるべなさと虚実ないまぜのマジカルな世界を描く、平田俊子の新境地として紹介されています。詩人としての言語感…
- 007 2006 サヨナラ、東京。 サヨナラ トウキョウ 新風舎から2006年に刊行された高橋一起の未収録単著。
- 008 2005 心のかけら ココロ ノ カケラ 角川春樹事務所から2005年に刊行された広谷鏡子の未収録単著。
- 009 2003 号泣する準備はできていた ゴウキュウスル ジュンビ ワ デキテイタ 新潮社から2003年に刊行。第130回直木三十五賞受賞作として日本文学振興会の公式リストで確認できる。
- 010 2001 世界の中心で、愛をさけぶ せかいのちゅうしんであいをさけぶ 『世界の中心で、愛をさけぶ』は、地方都市の高校生・朔太郎とアキの恋を、アキの死から始まる喪失感と回想によって描く恋愛長篇です。Books出版書誌データベースの内容紹介では、出会い、放課後のデート、無人島への旅、発病と入院、空港での死、十数年後の再訪までが、魂の再生の物語として整理されています。
- 011 1996 落下する夕方 ラッカスル ユウガタ 角川書店から1996年に刊行された江國香織の単著長篇。
- 012 1990 少年たちの終わらない夜 しょうねんたちのおわらないよる 『少年たちの終わらない夜』は、鷺沢萠が1990年に河出書房新社から刊行した青春小説です。出版社公式の新装文庫版紹介では、十代最後の夏を迎える少年たちに訪れる愛のきらめきと透明な陰り、八〇年代末の豊かさに照らされた夜が語られます。デビュー作『川べりの道』に続き、若者の不安ときらめきを繊細に描く初期鷺沢…
- 013 1990 葉桜の日 ハザクラ ノ ヒ 1990年に新潮社から刊行された鷺沢萠の単著図書。既登録の初期作を補う候補。
- 014 1963 廻廊にて かいろうにて 『廻廊にて』は、辻邦生の初期長篇です。NDLサーチの原本書誌では、新潮社から1963年に刊行された208ページの単行本として確認できます。NDLサーチ連携のDAISY資料では、愛を失い、結婚に破れ、芸術の空しさを抱えながら、生と芸術の意味を模索し続ける亡命ロシア人女流画家マーシャの生涯を描く作品とし…
- 015 1959 風の挽歌 カゼ ノ バンカ 1950年代末の初期作品として、既収録『雨に似ている』周辺の候補。