ふたりのり

二人乗り

平田俊子 2005 第27回 野間新人賞 受賞

紹介 About

『二人乗り』は、詩人としても知られる平田俊子の小説作品で、嵐子、不治子、道彦をめぐる三篇からなる連作です。関係のずれや恋愛の気配を、詩的な感覚と乾いた距離感で捉える構成が特徴です。複数の人物を行き来する語りによって、二人でいることの親密さと危うさが浮かびます。

評価 Reception

第27回野間文芸新人賞受賞作で、青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』と同時受賞しています。NDLで単行本書誌と「群像」掲載記事を確認でき、講談社公式の書籍ページも既存出典として登録済みです。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第27回 野間文芸新人賞 (2005年)

平田俊子のほかの収録作 More

  1. 001 2009 私の赤くて柔らかな部分 わたしのあかくてやわらかなぶぶん 初出・単行本(角川書店、2009年7月)。初出誌は未確認。 『私の赤くて柔らかな部分』は、失恋の痛みを抱えた主人公が突発的に旅へ出て、終着駅にたどりついたまま帰るきっかけを失っていく長篇小説です。Books出版書誌データベースの内容紹介では、生きることのよるべなさと虚実ないまぜのマジカルな世界を描く、平田俊子の新境地として紹介されています。詩人としての言語感… 失恋喪失