ときわだんちのまじん
常盤団地の魔人
紹介 About
常盤団地の三号棟に住む小学三年生の今野蓮は、喘息を抱え、学校ではまだ友人関係をつくりきれずにいる。団地に越してきた同い年のシンイチ、乱暴だが求心力をもつ年上の少年たち、老朽化した団地の池や空き地をめぐる出来事のなかで、蓮は子どもだけの社会にある憧れ、序列、暴力を少しずつ知っていく。冒険譚の軽やかさを持ちながら、団地という小さな共同体を通して、少年期の欲望と共同性の始まりを描く芥川賞受賞後第一作。
評価 Reception
新潮社公式掲載の長瀬海評は、団地の少年たちの関係を「子どもにとって初めての社会」と読み、憧れとヒエラルキーが共同体を形づくる点を評価している。現時点で主要文学賞の受賞・候補は確認できず、評価の公開出典は出版社公式ページ上の書評に限られる。
出典 Sources
- 『常盤団地の魔人』佐藤厚志|新潮社 紹介評価書誌
書誌、作品紹介、長瀬海による書評を確認。
- NDL Search API『常盤団地の魔人』 書誌
単行本書誌を照合。内容紹介・評価は出版社公式を主根拠とする。
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