じゃすてぃす・まん

ジャスティス・マン

佐藤厚志 2025

紹介 About

『ジャスティス・マン』は、仙台の老舗ホテルに勤続する初老ホテルマン・大山茂が、自分の「正義」を周囲に押しつけていく長篇です。顧客、部下、妻、書店員への振る舞いは、本人の信念とは裏腹に深刻な軋轢を生んでいきます。特撮ヒーローへの自己同一化が、倫理ではなく支配や攻撃へ転じる過程が読みどころです。滑稽さと怖さを同居させながら、現代のハラスメントや自己中心的な正義が身近に潜むことを描く作品です。

評価 Reception

文藝春秋公式ページでは、正義に取り憑かれた人物像と現代のハラスメント性を担当編集者コメントが強調しています。NDLでは『文學界』2025年7月号掲載と単行本化を確認できますが、現時点で本作単体の主要文学賞受賞・候補や独立書評は未確認です。

出典 Sources

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