しせるたましいのげんそう

死せる魂の幻想

寺村朋輝 2002 第45回 群像新人賞 受賞

紹介 About

お節介な祖母と二人暮らしで、アパートと大学を往復するだけの真面目な女子大生・千明。女友達はいても恋人はいない彼女の日常に潜む孤独感と、他者との関係への切実な渇望を描く。後半、奇妙な雨宿りの場面で物語は一変し、卑近な日常が途方もない神々しさへと接続される。現役京大生だった22歳の作者によるデビュー作で、早川大介「ジャイロ!」との同時当選。受賞作は同年12月に単行本化された。

評価 Reception

第45回群像新人文学賞当選作。選考では後段の奇妙な雨宿りシーンの迫力と、卑近な日常と神々しさをリンクさせる若い感覚のリアルさが評価された。講談社公式の群像新人文学賞当選作・優秀作一覧でも、第45回・受賞として作品名・著者名を確認した。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第45回 群像新人文学賞 (2002年)

寺村朋輝のほかの収録作 More

  1. 001 2007 盗相 とうそう 初出・「群像」2007年1月号(第62巻第1号) 『盗相』は、第45回群像新人文学賞受賞作『死せる魂の幻想』の作者・寺村朋輝が「群像」2007年1月号に発表した作品です。NDLサーチでは雑誌記事として、掲載誌・巻号・ページを確認できます。公開Webで梗概や本文内容を確認できないため、作品内容の説明は掲載情報に限定します。 中篇文芸誌掲載