しろのほうこう
白の咆哮
紹介 About
経済の衰退が止まらない近未来の日本で、「土踊り」と呼ばれる踊りが国全体を覆い尽くしていく。荒唐無稽ともいえる世界の変容を、改行の少ない硬く生真面目な文体で延々と語り続けるという、設定と語り口の落差そのものが読みどころの異色作。寓話的な世界設定によって、不況下の日本社会に広がる集団的な熱狂と閉塞を照らし出す。エンタメ的なSFとは一線を画す、純文学新人賞らしい振り切れたデビュー長編。
評価 Reception
第28回すばる文学賞受賞作として『すばる』2004年11月号に掲載され、2005年1月に集英社から単行本化された。今回確認できた評価情報は受賞発表号と書誌情報が中心で、選評本文・独立書評は未確認。
出典 Sources
- NDLサーチ「白の咆哮」掲載記事 評価書誌
第28回すばる文学賞発表号の受賞作掲載書誌。
- NDLサーチ『白の咆哮』 書誌
2005年1月刊の集英社単行本書誌を確認。
- 出版書誌データベース『白の咆哮』 書誌
単行本の刊行情報確認。内容紹介・批評情報は今回未確認。