あさくら ゆうや

朝倉祐弥

b.1977

略歴 Profile

和歌山県新宮市生まれ。和歌山工業高等専門学校卒。「白の咆哮」でデビューし、2007年に第二作『救済の彼岸』(集英社)を刊行した。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は2004年から2007年に及びます。すばる文学賞の受賞作を含みます。主題や読み味では不穏、アイデンティティ、孤独と疎外、死と喪失、信仰といった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2004 白の咆哮 しろのほうこう 初出・すばる 2004年11月号 経済の衰退が止まらない近未来の日本で、「土踊り」と呼ばれる踊りが国全体を覆い尽くしていく。荒唐無稽ともいえる世界の変容を、改行の少ない硬く生真面目な文体で延々と語り続けるという、設定と語り口の落差そのものが読みどころの異色作。寓話的な世界設定によって、不況下の日本社会に広がる集団的な熱狂と閉塞を照ら… 同調圧力貧困アイデンティティ 第28回 すばる文学賞

単行本

  1. 001 2005 白の咆哮 しろのほうこう 単行本・集英社 経済の衰退が止まらない近未来の日本で、「土踊り」と呼ばれる踊りが国全体を覆い尽くしていく。荒唐無稽ともいえる世界の変容を、改行の少ない硬く生真面目な文体で延々と語り続けるという、設定と語り口の落差そのものが読みどころの異色作。寓話的な世界設定によって、不況下の日本社会に広がる集団的な熱狂と閉塞を照ら… 同調圧力貧困アイデンティティ 第28回 すばる文学賞
  2. 002 2007 救済の彼岸 きゅうさいのひがん 単行本・集英社 『救済の彼岸』は、救いを求める感覚と、その先にある孤独を題名から強く意識させる作品です。信仰や倫理をめぐる問いが、現代の生活のなかでどのように立ち上がるかを読む切り口があります。書誌以外の資料はまだ少ないため、今後は掲載誌や書評で主題を精査したい作品です。 信仰孤独と疎外死と喪失