まちのざひょう

街の座標

清水博子 1997 第21回 すばる文学賞 受賞

紹介 About

『街の座標』は、下北沢を舞台に、文学系女子大生が「S区S街」を描いた女性作家を追うデビュー作です。街を読むこと、他者の書いた街をたどること、自分の言葉で場所を捉え直すことが重なり、都市と文学の関係が主題化されます。書く人と読む人の距離を物語内で問い直す、メタフィクション的な青春小説として読めます。

評価 Reception

NDLサーチで、第21回すばる文学賞発表号に『世間知らず』と並ぶ当選作として掲載され、受賞者インタビューがあることを確認しました。単行本は1998年集英社刊、2001年集英社文庫版もNDLで確認できます。選評本文の詳細は未確認のため、評価は受賞事実と受賞者インタビュー掲載情報に限定します。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第21回 すばる文学賞 (1997年)

清水博子のほかの収録作 More

  1. 001 2001 処方箋 しょほうせん 初出・「すばる」2001年6月号 『処方箋』は、清水博子が「すばる」に発表し、2001年に集英社から刊行した小説です。病院や身体をめぐる不安、恋愛の息苦しさを軸に、日常のなかで揺れる感情を硬質に追います。第125回芥川賞候補にもなった作品で、清水博子の短い作家活動の中でも初期の重要作です。 恋愛都市・郊外 第23回 野間新人賞
  2. 002 2002 ぐずべり ぐずべり 初出・NDL記事索引で2002年4月の文芸誌掲載を確認。単行本は2002年10月刊。 2002年10月に講談社から刊行された単行本。NDL書誌で収録作「亜寒帯」「ぐずべり」を確認できる。 日常の変容孤独違和感
  3. 003 2005 カギ かぎ 初出・NDL記事索引で『すばる』2003年10月号掲載を確認。 2005年4月に集英社から刊行された単行本。NDLで単行本書誌と『すばる』2003年10月号掲載情報を確認できる。 都市生活不安関係性