しょほうせん

処方箋

清水博子 2001 第23回 野間新人賞 受賞

紹介 About

『処方箋』は、清水博子が「すばる」に発表し、2001年に集英社から刊行した小説です。病院や身体をめぐる不安、恋愛の息苦しさを軸に、日常のなかで揺れる感情を硬質に追います。第125回芥川賞候補にもなった作品で、清水博子の短い作家活動の中でも初期の重要作です。

評価 Reception

第23回野間文芸新人賞受賞作で、堂垣園江『ベラクルス』と同時受賞しました。NDLでは「すばる」掲載、2001年の集英社単行本、2005年の集英社文庫が確認できます。芥川賞候補については既存出典由来で、賞公式ページでの個別確認は今後の課題です。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第23回 野間文芸新人賞 (2001年)

清水博子のほかの収録作 More

  1. 001 1997 街の座標 まちのざひょう 初出・「すばる」1997年 『街の座標』は、下北沢を舞台に、文学系女子大生が「S区S街」を描いた女性作家を追うデビュー作です。街を読むこと、他者の書いた街をたどること、自分の言葉で場所を捉え直すことが重なり、都市と文学の関係が主題化されます。書く人と読む人の距離を物語内で問い直す、メタフィクション的な青春小説として読めます。 言葉と言語芸術と表現メタフィクション 第21回 すばる文学賞
  2. 002 2002 ぐずべり ぐずべり 初出・NDL記事索引で2002年4月の文芸誌掲載を確認。単行本は2002年10月刊。 2002年10月に講談社から刊行された単行本。NDL書誌で収録作「亜寒帯」「ぐずべり」を確認できる。 日常の変容孤独違和感
  3. 003 2005 カギ かぎ 初出・NDL記事索引で『すばる』2003年10月号掲載を確認。 2005年4月に集英社から刊行された単行本。NDLで単行本書誌と『すばる』2003年10月号掲載情報を確認できる。 都市生活不安関係性