しょほうせん
処方箋
紹介 About
『処方箋』は、清水博子が「すばる」に発表し、2001年に集英社から刊行した小説です。病院や身体をめぐる不安、恋愛の息苦しさを軸に、日常のなかで揺れる感情を硬質に追います。第125回芥川賞候補にもなった作品で、清水博子の短い作家活動の中でも初期の重要作です。
評価 Reception
第23回野間文芸新人賞受賞作で、堂垣園江『ベラクルス』と同時受賞しました。NDLでは「すばる」掲載、2001年の集英社単行本、2005年の集英社文庫が確認できます。芥川賞候補については既存出典由来で、賞公式ページでの個別確認は今後の課題です。
出典 Sources
- 国立国会図書館サーチ「処方箋」すばる掲載 書誌
「すばる」2001年6月号掲載を確認
- 国立国会図書館サーチ『処方箋』集英社単行本 書誌紹介
2001年刊の単行本書誌を確認
- 野間文芸新人賞 過去の受賞作品一覧 - 講談社 評価
(公式)第23回受賞作として確認
- 清水博子 - Wikipedia 書誌
(Wikipedia)初出誌「すばる」2001年6月号、出版社・生没年・受賞歴を確認
受賞・候補歴 Awards
清水博子のほかの収録作 More
- 001 1997 街の座標 まちのざひょう 『街の座標』は、下北沢を舞台に、文学系女子大生が「S区S街」を描いた女性作家を追うデビュー作です。街を読むこと、他者の書いた街をたどること、自分の言葉で場所を捉え直すことが重なり、都市と文学の関係が主題化されます。書く人と読む人の距離を物語内で問い直す、メタフィクション的な青春小説として読めます。 第21回 すばる文学賞
- 002 2002 ぐずべり ぐずべり 2002年10月に講談社から刊行された単行本。NDL書誌で収録作「亜寒帯」「ぐずべり」を確認できる。
- 003 2005 カギ かぎ 2005年4月に集英社から刊行された単行本。NDLで単行本書誌と『すばる』2003年10月号掲載情報を確認できる。