くそがみ

糞神

喜多ふあり 2009

紹介 About

『糞神』は、身体の排泄や汚れのイメージを前面に出しながら、人間の信仰や共同体の感覚を揺さぶる作品です。喜多ふありの題名は挑発的ですが、そこには身体を持って生きることの逃れがたさがあるように読めます。神聖さと汚穢が接近する、不穏な寓話として分類しました。

評価 Reception

NDLで2009年河出書房新社刊の書誌と、関連記事レコードを確認した。内容・選評の詳細は未確認で、紹介には低確信の部分が残る。

出典 Sources

喜多ふありのほかの収録作 More

  1. 001 2008 けちゃっぷ けちゃっぷ 初出・文藝 2008年冬号 言いたいことを相手に直接言わず、何もかもブログにアップしてしまう──そんなヴァーチャル化した現代のコミュニケーションを、ネットの文体と口語をなだれ込ませた語りで写し取った作品。書き込みと現実のあいだでずれていく自意識を通して、ゼロ年代後半のウェブ社会に生きる若者の孤独と滑稽さを軽やかにすくい上げる… 言葉と言語テクノロジー孤独と疎外 第45回 文藝賞