きた ふあり

喜多ふあり

b.1980

略歴 Profile

大阪府阪南市生まれ。ブログ世代の感性をそのまま小説の形式にした「けちゃっぷ」で文藝賞を受賞してデビューした。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は2008年から2009年に及びます。文藝賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではユーモラス、孤独と疎外、テクノロジー、乾いた、言葉と言語といった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2008 けちゃっぷ けちゃっぷ 初出・文藝 2008年冬号 言いたいことを相手に直接言わず、何もかもブログにアップしてしまう──そんなヴァーチャル化した現代のコミュニケーションを、ネットの文体と口語をなだれ込ませた語りで写し取った作品。書き込みと現実のあいだでずれていく自意識を通して、ゼロ年代後半のウェブ社会に生きる若者の孤独と滑稽さを軽やかにすくい上げる… 言葉と言語テクノロジー孤独と疎外 第45回 文藝賞

単行本

  1. 001 2008 けちゃっぷ けちゃっぷ 単行本・河出書房新社 言いたいことを相手に直接言わず、何もかもブログにアップしてしまう──そんなヴァーチャル化した現代のコミュニケーションを、ネットの文体と口語をなだれ込ませた語りで写し取った作品。書き込みと現実のあいだでずれていく自意識を通して、ゼロ年代後半のウェブ社会に生きる若者の孤独と滑稽さを軽やかにすくい上げる… 言葉と言語テクノロジー孤独と疎外 第45回 文藝賞
  2. 002 2009 糞神 くそがみ 単行本・河出書房新社 『糞神』は、身体の排泄や汚れのイメージを前面に出しながら、人間の信仰や共同体の感覚を揺さぶる作品です。喜多ふありの題名は挑発的ですが、そこには身体を持って生きることの逃れがたさがあるように読めます。神聖さと汚穢が接近する、不穏な寓話として分類しました。 身体信仰孤独と疎外