けちゃっぷ

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喜多ふあり 2008 第45回 文藝賞 受賞

紹介 About

言いたいことを相手に直接言わず、何もかもブログにアップしてしまう──そんなヴァーチャル化した現代のコミュニケーションを、ネットの文体と口語をなだれ込ませた語りで写し取った作品。書き込みと現実のあいだでずれていく自意識を通して、ゼロ年代後半のウェブ社会に生きる若者の孤独と滑稽さを軽やかにすくい上げる。ブログ世代の感性をそのまま形式にした点が新しく、同時受賞の安戸悠太作品と並んで2008年の文藝賞を特徴づけた。

受賞・候補歴 Awards

受賞 第45回 文藝賞 (2008年)

喜多ふありのほかの収録作 More

  1. 001 2009 糞神 くそがみ 単行本・河出書房新社 『糞神』は、身体の排泄や汚れのイメージを前面に出しながら、人間の信仰や共同体の感覚を揺さぶる作品です。喜多ふありの題名は挑発的ですが、そこには身体を持って生きることの逃れがたさがあるように読めます。神聖さと汚穢が接近する、不穏な寓話として分類しました。 身体信仰孤独と疎外