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ブラックボックス

砂川文次 2021 第166回 芥川賞 受賞

紹介 About

『ブラックボックス』は、自転車便メッセンジャーとして東京を走るサクマの身体感覚と、制御しきれない怒りの蓄積を描く中篇です。都市の道路、配達労働、速度、肉体の疲労が、主人公の内面の暴発と直結していきます。労働と暴力衝動を観念ではなく身体の運動として読ませる、切迫した文体が特徴です。社会の構造を説明するより先に、ペダルを踏む身体と怒りの反射を前面に出すため、読者も主人公の制御不能さを速度として体感する。

評価 Reception

第166回芥川龍之介賞受賞作です。日本文学振興会公式一覧で受賞を確認でき、版元ドットコムの具体ISBNページで2022年1月刊の講談社版単行本書誌と内容紹介を確認できます。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第166回 芥川龍之介賞 (2021年下半期)

砂川文次のほかの収録作 More

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