すながわ ぶんじ
砂川文次
略歴 Profile
大阪府吹田市出身。1990年4月1日生まれ。神奈川大学法学部卒業後、陸上自衛隊に入隊しAH-1S対戦車ヘリコプターの操縦士として勤務。退官後は都内区役所の公務員として働きながら執筆を続けた。2016年「市街戦」で第121回文學界新人賞を受賞しデビュー。「戦場のレビヤタン」「小隊」で二度芥川賞候補となり、2022年「ブラックボックス」で第166回芥川賞を受賞した。自衛隊の内実をリアルに描く作風で知られる。 このデータベースでは4作品を収録し、発表年は2016年から2021年に及びます。文學界新人賞、芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では不穏、暴力、乾いた、身体、戦争といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 砂川文次 - Wikipedia
(Wikipedia)生年・自衛隊経歴・受賞歴・芥川賞受賞を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 2016 市街戦 しがいせん 『市街戦』は、砂川文次のデビュー作であり、第121回文學界新人賞受賞作です。NDLサーチでは『文學界』2016年5月号掲載、文藝春秋公式ページでは後年の単行本『戦場のレビヤタン』に著者デビュー作として併録されたことを確認できます。公開されている出版社・書誌情報だけでは単独作品としての詳しい梗概までは… 第121回 文學界新人賞
- 002 2020 小隊 ショウタイ 『小隊』は、元自衛官である砂川文次が、北海道へのロシア軍上陸という仮想戦場を描いた中篇です。文藝春秋公式ページでは、第164回芥川賞候補作として、日本人の知らない「戦場」の現実を描いた作品と紹介されている。自衛隊三尉の安達が小隊を率いる視点を通して、戦争を理念ではなく指揮、待機、接近、交戦の具体的な…
- 003 2021 ブラックボックス ぶらっくぼっくす 『ブラックボックス』は、自転車便メッセンジャーとして東京を走るサクマの身体感覚と、制御しきれない怒りの蓄積を描く中篇です。都市の道路、配達労働、速度、肉体の疲労が、主人公の内面の暴発と直結していきます。労働と暴力衝動を観念ではなく身体の運動として読ませる、切迫した文体が特徴です。社会の構造を説明する… 第166回 芥川賞
単行本
- 001 2016 市街戦 しがいせん 『市街戦』は、砂川文次のデビュー作であり、第121回文學界新人賞受賞作です。NDLサーチでは『文學界』2016年5月号掲載、文藝春秋公式ページでは後年の単行本『戦場のレビヤタン』に著者デビュー作として併録されたことを確認できます。公開されている出版社・書誌情報だけでは単独作品としての詳しい梗概までは… 第121回 文學界新人賞
- 002 2020 臆病な都市 オクビョウ ナ トシ 2020年に講談社から刊行された砂川文次の単著図書。既登録作『市街戦』『ブラックボックス』を補う候補。
- 003 2021 小隊 ショウタイ 『小隊』は、元自衛官である砂川文次が、北海道へのロシア軍上陸という仮想戦場を描いた中篇です。文藝春秋公式ページでは、第164回芥川賞候補作として、日本人の知らない「戦場」の現実を描いた作品と紹介されている。自衛隊三尉の安達が小隊を率いる視点を通して、戦争を理念ではなく指揮、待機、接近、交戦の具体的な…
- 004 2022 ブラックボックス ぶらっくぼっくす 『ブラックボックス』は、自転車便メッセンジャーとして東京を走るサクマの身体感覚と、制御しきれない怒りの蓄積を描く中篇です。都市の道路、配達労働、速度、肉体の疲労が、主人公の内面の暴発と直結していきます。労働と暴力衝動を観念ではなく身体の運動として読ませる、切迫した文体が特徴です。社会の構造を説明する… 第166回 芥川賞