あらゆるばしょにはなたばが

あらゆる場所に花束が……

中原昌也 2001 第14回 三島賞 受賞

紹介 About

『あらゆる場所に花束が……』は、中原昌也の小説で、第14回三島由紀夫賞受賞作です。新潮社公式ページは、殺意と肉欲に満ちた地上を舞台に、地下室で絵ハガキを作らされる男、河川敷で殺人リハーサルをする一団、謎の人物を追うルポライターらが絡み合う作品として紹介しています。暴力、断片、錯綜する人物配置によって、既成の小説形式から大きく外れた読書体験を作る問題作です。

評価 Reception

新潮社の三島由紀夫賞公式ページで、第14回三島由紀夫賞受賞作として確認しました。同ページの選評では、人物描写や関係性を前景化しない読みにくさ、ヌーボー・ロマンやアヴァン・ポップ的な手法、暴力的な断片性をめぐって評価が大きく割れたことが読み取れます。新潮社公式書籍ページでも三島賞受賞作であることと文庫版書誌、内容紹介を確認しました。レビューブログや文学系YouTubeも探しましたが、信頼して紐づけられる公開リンクは見つかりませんでした。

出典 Sources

参考リンク References

受賞・候補歴 Awards

受賞 第14回 三島由紀夫賞 (2001年)

中原昌也のほかの収録作 More

  1. 001 2005 名もなき孤児たちの墓 なもなきこじたちのはか 初出・新潮 2005年8月号(表題作)。単行本は新潮社、2006年2月。 表題作は『新潮』2005年8月号に掲載され、2006年に新潮社から刊行された同名作品集の核となる短編。中原昌也らしい不穏で断片的な語りが、名前を持たない者たちの孤立や行き場のなさを、整った物語の救済から遠ざけて描く。公開されている内容紹介は乏しいため、具体的な筋の断定は避け、書誌・受賞情報と作風に限… 孤独と疎外実験的文体不穏 第28回 野間新人賞