なもなきこじたちのはか

名もなき孤児たちの墓

中原昌也 2005 第28回 野間新人賞 受賞

紹介 About

表題作は『新潮』2005年8月号に掲載され、2006年に新潮社から刊行された同名作品集の核となる短編。中原昌也らしい不穏で断片的な語りが、名前を持たない者たちの孤立や行き場のなさを、整った物語の救済から遠ざけて描く。公開されている内容紹介は乏しいため、具体的な筋の断定は避け、書誌・受賞情報と作風に限定して整理する。

評価 Reception

第28回野間文芸新人賞受賞作。講談社公式の受賞一覧で確認でき、NDLサーチでは表題作の『新潮』掲載、2006年新潮社単行本、2010年文春文庫版を確認した。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第28回 野間文芸新人賞 (2006年)

中原昌也のほかの収録作 More

  1. 001 2001 あらゆる場所に花束が…… あらゆるばしょにはなたばが 単行本・新潮社 『あらゆる場所に花束が……』は、中原昌也の小説で、第14回三島由紀夫賞受賞作です。新潮社公式ページは、殺意と肉欲に満ちた地上を舞台に、地下室で絵ハガキを作らされる男、河川敷で殺人リハーサルをする一団、謎の人物を追うルポライターらが絡み合う作品として紹介しています。暴力、断片、錯綜する人物配置によって… 暴力孤独と疎外 第14回 三島賞