Narrative

幻想小説

語り口「幻想小説」に分類された 12 作品。

  1. 001 2025 愛の獣は光の海で溺れ死ぬ あいのけものはひかりのうみでおぼれしぬ 金子薫 単行本・河出書房新社 『愛の獣は光の海で溺れ死ぬ』は、金子薫が2025年に河出書房新社から刊行した連作小説集です。河出公式は、幻覚剤が蔓延するスラム街〈奇天座〉を舞台に、人間をやめる快楽へ流される者たちと、人間であり続けようとする西尾の物語として紹介しています。現実と虚構、変身、道化、言葉といったモチーフを連結し、寓話的… 変身現実と虚構
  2. 002 2025 庭に接ぐ にわに つぐ 才谷景 初出・「文藝」2025年冬季号。2026年4月、作品集『海を吸う/庭に接ぐ』に収録。 『庭に接ぐ』は、才谷景が『海を吸う』で第60回文藝賞〈短篇部門〉優秀作となった後に発表した受賞第一作です。森へ続く〈庭〉のある家で暮らす父と娘を中心に、森から戻った父の変調と、二人きりの箱庭を侵食するものを描きます。2026年刊行のデビュー作品集『海を吸う/庭に接ぐ』に収録され、受賞作と並べて、身体… 父と子身体日常の変容
  3. 003 2019 人外 じんがい 松浦寿輝 単行本・講談社 『人外』は、人間の輪郭から外れるもの、怪異や異形の気配をめぐって、文学の想像力を広げる作品です。現実の外側にあるものを単なる怪談ではなく、認識や美の問題として扱う。松浦寿輝の詩的で批評的な文体が、異形のものを読む経験そのものへ読者を向かわせます。 異形怪談認識 第72回 野間文芸賞
  4. 004 2018 文字の消息 もじのしょうそく 澤西祐典 初出・「すばる」2012年7月号(表題作) 『文字の消息』は、澤西祐典の第2単行本にあたる幻想小説集です。表題作では、どこからともなく現れる文字が家や街を覆い、日常の足場を侵食していきます。併録の「砂糖で満ちてゆく」では母の身体が砂糖へ変わっていく状況を介護する娘の視点から描き、「災厄の船」では入り江に現れた巨大な船が街に不穏な影を落とします… 日常の崩壊身体変容災厄
  5. 005 2018 壺中に天あり獣あり こちゅうにてんありけものあり 金子薫 初出・『群像』2018年11月号(NDL雑誌記事レコードで確認) 『双子は驢馬に跨がって』後の単行本候補。群像掲載後、2019年に講談社から刊行。 幻想身体哲学
  6. 006 2014 ファンタズマゴーリア ファンタズマゴーリア 岡崎祥久 初出・同題の雑誌掲載記録あり(NDL記事書誌で確認)。 2014年刊。NDLで単著として確認できる。 幻想現実と幻想幻想小説
  7. 007 2013 星の民のクリスマス ほしのたみのくりすます 古谷田奈月 単行本・新潮社 古谷田奈月の単行本デビュー作。NDLサーチで2013年11月の新潮社刊行を確認。 共同体信仰幻想小説
  8. 008 2009 麻布怪談 あざぶかいだん 小林恭二 初出・『文學界』2009年7月号から2009年9月号に連載。単行本は文藝春秋、2009年11月刊行。 『麻布怪談』は、小林恭二の小説単行本です。文藝春秋公式ページでは、江戸の末、鄙びた麻布に独り住む男のもとへ美少女幽霊と狐女が通いつめる妖異譚として紹介されています。NDLサーチでは2009年11月に文藝春秋から刊行された312ページの図書、NDC9 913.6として確認できます。 怪談恋愛妖異
  9. 009 2007 おのごろじま 日和聡子 初出・単行本(幻戯書房、2007年刊行)。初出誌は今回未確定のため単行本年を year に採用。 『おのごろじま』は、詩人としても活動する日和聡子の小説作品です。古事記的な響きを帯びる題名のもと、島、土地、生成、記憶の感触を、散文と詩の境界に近い文体で立ち上げます。物語の筋よりも、言葉の音楽性と神話的なイメージが前景化する作品です。 神話土地記憶
  10. 010 1994 猫又拾遺 ねこまたしゅうい 室井光広 単行本・立風書房 既存登録の『おどるでく』『あとは野となれ』以外に確認できる室井光広の book-form work 候補。 妖異文学幻想小説
  11. 011 1991 居酒屋ゆうれい いざかやゆうれい 山本昌代 単行本・河出書房新社 題名から幽霊譚・日常の奇妙さを含む作品として読めるが、内容細部は候補段階では追加調査余地を残す。 日常の変容死者幻想小説
  12. 012 1987 ゼウスガーデン衰亡史 ぜうすがーでんすいぼうし 小林恭二 単行本・福武書店 NDLサーチで1987年6月刊の福武書店版単行本、1991年版、1999年角川春樹事務所版を確認できる。新潮社の三島由紀夫賞公式アーカイブで第1回候補作として確認できる。 世界観歴史幻想