やまのおと

山の音

川端康成 1949

紹介 About

『山の音』は、鎌倉に暮らす老齢の会社重役・信吾を中心に、家族の崩れと老いの気配を見つめる連作長篇です。嫁の菊子への静かな愛着、息子夫婦の不和、死の予感が、抑制された三人称の語りで重なっていきます。戦後の家庭小説でありながら、川端康成らしい感覚的な細部が、老いと記憶の陰影を際立たせます。

評価 Reception

既存出典で第7回野間文芸賞受賞と連載・刊行情報を確認済み。同賞はこのサイトの賞マスタ外のため `awards[]` には入れていない。ノーベル賞受賞作家・川端の戦後代表作の一つとして扱われるが、今回追加できた一次出典は書誌確認が中心である。

出典 Sources

  • 山の音 - 既存調査メモ 書誌評価

    連載期間・単行本刊行・野間文芸賞受賞の既存確認元。次回以降、出版社・文学館等の一次情報に置換したい。