おーばーひーと

オーバーヒート

千葉雅也 2021

紹介 About

『オーバーヒート』は、関西へ移った哲学者の「僕」が、大学の仕事、年下の恋人への思慕、両親の言葉、失われた生家、バーやSNSの断片を重ねていく作品です。大きな事件よりも、記録と回想が日々の熱を少しずつ上げていく過程が中心になります。『デッドライン』の前史としても読める、思考と身体感覚の小説です。

評価 Reception

新潮社公式ページでは川端康成文学賞受賞作として表示され、単行本刊行時の佐々木敦による書評も掲載されています。回次を一次情報で十分に確認できなかったため、今回は `awards` には登録せず、受賞表示は reception と sources にとどめました。

出典 Sources

参考リンク References

千葉雅也のほかの収録作 More

  1. 001 2019 デッドライン でっどらいん 初出・「新潮」2019年9月号、同年12月新潮社より単行本刊行 『デッドライン』は、2000年代初頭の東京を舞台に、修士論文の締切を抱える「僕」が、哲学、身体感覚、ゲイとしての欲望、家族とのずれのなかを生きるデビュー小説。新潮社は「ゲイであること、思考すること、生きること」を掲げ、夜の街を回遊する男たちと大学院生活を交差させる作品として紹介している。朝吹真理子の… 身体アイデンティティ 第41回 野間新人賞