おじのぼち
伯父の墓地
紹介 About
『伯父の墓地』は、亡くなった伯父の墓参を題材に、生と死、記憶の連鎖を老境から見つめる短篇です。大きな事件を置かず、親族の記憶と墓地という場所から、時間の堆積を静かに浮かび上がらせます。安岡章太郎晩年の私小説的な成熟が感じられる作品です。
評価 Reception
新潮社の川端康成文学賞公式アーカイブとNDLの受賞発表記事で、第18回受賞作として確認した。NDLでは『新潮』1991年6月号掲載も確認できる。
出典 Sources
- 川端康成文学賞受賞作・候補作一覧1-50回|文学賞の世界 書誌
(データベース)第18回(1991年)受賞作として安岡章太郎「伯父の墓地」を確認
- 川端康成文学賞 過去の受賞作品 - 新潮社 評価
公式アーカイブで受賞作として確認。
- 第18回川端康成文学賞発表 - 国立国会図書館サーチ 評価書誌
- 新潮 1991年6月号 - 国立国会図書館サーチ 書誌
受賞・候補歴 Awards
安岡章太郎のほかの収録作 More
- 001 1951 悪い仲間・陰気な愉しみ わるいなかま・いんきなたのしみ 『悪い仲間・陰気な愉しみ』は、病と貧しさ、青年期の停滞を背景にした安岡章太郎の初期短篇群です。結核療養や日常の挫折をめぐる内省を、過剰な劇化を避けた私小説的な語りで描きます。第三の新人と呼ばれる世代の、戦後の日常感覚と弱さへのまなざしがよく出た作品です。 第29回 芥川賞
- 002 1956 ガラスの靴・愛玩 がらすのくつ・あいがん NDLで角川書店1956年刊『ガラスの靴・愛玩』を確認。後年の『ガラスの靴』単体版とは区別する。
- 003 1959 海辺の光景 うみべのこうけい 講談社1959年刊の単行本。既存収録の初期芥川賞受賞作・晩年作の間を補う代表作。
- 004 1967 幕が下りてから まくがおりてから 講談社1967年刊の単行本。NDLで複数レコードを確認できる。