やすおか しょうたろう
安岡章太郎
略歴 Profile
高知県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。病臥の時期に書いた「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で第29回芥川賞を受賞し、第三の新人の中心的存在となった。日常の小さな敗者の哀感を内省的に描く作風で知られる。 このデータベースでは5作品を収録し、発表年は1951年から1991年に及びます。芥川賞、川端賞の受賞作を含みます。主題や読み味では痛切、家族、乾いた、記憶、孤独と疎外といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 安岡章太郎 - Wikipedia
(Wikipedia)生没年・経歴・「悪い仲間」の初出・受賞を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1951 悪い仲間・陰気な愉しみ わるいなかま・いんきなたのしみ 『悪い仲間・陰気な愉しみ』は、病と貧しさ、青年期の停滞を背景にした安岡章太郎の初期短篇群です。結核療養や日常の挫折をめぐる内省を、過剰な劇化を避けた私小説的な語りで描きます。第三の新人と呼ばれる世代の、戦後の日常感覚と弱さへのまなざしがよく出た作品です。 第29回 芥川賞
- 002 1991 伯父の墓地 おじのぼち 『伯父の墓地』は、亡くなった伯父の墓参を題材に、生と死、記憶の連鎖を老境から見つめる短篇です。大きな事件を置かず、親族の記憶と墓地という場所から、時間の堆積を静かに浮かび上がらせます。安岡章太郎晩年の私小説的な成熟が感じられる作品です。 第18回 川端賞
単行本
- 001 1951 悪い仲間・陰気な愉しみ わるいなかま・いんきなたのしみ 『悪い仲間・陰気な愉しみ』は、病と貧しさ、青年期の停滞を背景にした安岡章太郎の初期短篇群です。結核療養や日常の挫折をめぐる内省を、過剰な劇化を避けた私小説的な語りで描きます。第三の新人と呼ばれる世代の、戦後の日常感覚と弱さへのまなざしがよく出た作品です。 第29回 芥川賞
- 002 1956 ガラスの靴・愛玩 がらすのくつ・あいがん NDLで角川書店1956年刊『ガラスの靴・愛玩』を確認。後年の『ガラスの靴』単体版とは区別する。
- 003 1959 海辺の光景 うみべのこうけい 講談社1959年刊の単行本。既存収録の初期芥川賞受賞作・晩年作の間を補う代表作。
- 004 1967 幕が下りてから まくがおりてから 講談社1967年刊の単行本。NDLで複数レコードを確認できる。