かっすい

渇水

河林満 1990 第70回 文學界新人賞 受賞

紹介 About

『渇水』は、水道料金を滞納した家庭の給水停止に向かう水道局員・岩切俊作と、その家の子どもたちをめぐる中篇です。行政の仕事としての「停止」と、生活の水を断たれる人々の現実がぶつかります。乾いた社会派リアリズムで、貧困、労働、家庭の孤立を描く作品です。

評価 Reception

NDLで第70回文學界新人賞の受賞作発表記事、単行本書誌、川村湊による文芸書紹介記事を確認した。著者情報では第103回芥川賞候補であったことも確認済みだが、公式候補一覧の今回確認は未了のため `awards[]` には追加していない。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第70回 文學界新人賞 (1990年上期)

河林満のほかの収録作 More

  1. 001 2021 黒い水/穀雨 河林満作品集 初出・作品集(インパクト出版会、2021年11月10日発行)。各収録作の初出は巻末初出一覧に収録。 『黒い水/穀雨 河林満作品集』は、河林満の小説を没後にまとめた作品集です。インパクト出版会公式ページでは、二度芥川賞候補になりながら受賞を逃し、57歳で亡くなった作家の復活として紹介されています。表題作「黒い水」「穀雨」のほか、「月明りのなかで」「ある執行」「塵芥のさなぎ」「黒手夢譚」「ナムナムナマ… 労働社会記憶