かわばやし みつる

河林満

b.1950 — d.2008

略歴 Profile

福島県いわき市生まれ。東京都立川市・昭島市で育つ。立川市職員として勤務するかたわら執筆し、1990年「渇水」で第70回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第103回芥川賞候補となった。1998年に市役所を退職して文筆業に専念した。水不足と社会の断絶を題材とした市井の現実描写に定評がある。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1990年から2021年に及びます。文學界新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では労働、家族、記憶、硬質、再評価といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1990 渇水 かっすい 初出・「文學界」1990年6月号 『渇水』は、水道料金を滞納した家庭の給水停止に向かう水道局員・岩切俊作と、その家の子どもたちをめぐる中篇です。行政の仕事としての「停止」と、生活の水を断たれる人々の現実がぶつかります。乾いた社会派リアリズムで、貧困、労働、家庭の孤立を描く作品です。 労働貧困家族 第70回 文學界新人賞
  2. 002 2021 黒い水/穀雨 河林満作品集 初出・作品集(インパクト出版会、2021年11月10日発行)。各収録作の初出は巻末初出一覧に収録。 『黒い水/穀雨 河林満作品集』は、河林満の小説を没後にまとめた作品集です。インパクト出版会公式ページでは、二度芥川賞候補になりながら受賞を逃し、57歳で亡くなった作家の復活として紹介されています。表題作「黒い水」「穀雨」のほか、「月明りのなかで」「ある執行」「塵芥のさなぎ」「黒手夢譚」「ナムナムナマ… 労働社会記憶

単行本

  1. 001 1990 渇水 かっすい 単行本・文藝春秋 『渇水』は、水道料金を滞納した家庭の給水停止に向かう水道局員・岩切俊作と、その家の子どもたちをめぐる中篇です。行政の仕事としての「停止」と、生活の水を断たれる人々の現実がぶつかります。乾いた社会派リアリズムで、貧困、労働、家庭の孤立を描く作品です。 労働貧困家族 第70回 文學界新人賞
  2. 002 2021 黒い水/穀雨 河林満作品集 単行本・インパクト出版会 『黒い水/穀雨 河林満作品集』は、河林満の小説を没後にまとめた作品集です。インパクト出版会公式ページでは、二度芥川賞候補になりながら受賞を逃し、57歳で亡くなった作家の復活として紹介されています。表題作「黒い水」「穀雨」のほか、「月明りのなかで」「ある執行」「塵芥のさなぎ」「黒手夢譚」「ナムナムナマ… 労働社会記憶