ひかりの そこで しろく ねむる

光のそこで白くねむる

待川匙 2024 第61回 文藝賞 受賞

紹介 About

『光のそこで白くねむる』は、十年ぶりに故郷の田舎町へ戻った「わたし」が、墓地へ続く道で死んだはずの幼馴染の声を聞くところから始まるデビュー作。行方不明の母、神のような父、汚言機械のような祖母が現れ、不確かな記憶の流入によって平凡な田舎が異界へ変わっていく。過去を思い出すというより、記憶そのものが語り手の身体へ侵入してくるような感覚が作品を動かす。語り手の性別や過去の事実が曖昧なまま進む文体が、家族と記憶の輪郭そのものを揺らす。

評価 Reception

第61回文藝賞受賞作。河出書房新社公式ページでは、選考委員が高度な文章技術、語りの曖昧さ、日常の景色を異常なものへ変える筆力を評価している。公式PRでも同時受賞作と回次を確認でき、OpenBDでは産經新聞朝刊での書評掲載情報を確認したが、本文は未読。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第61回 文藝賞 (第61回(2024年))

待川匙のほかの収録作 More

  1. 001 2026 一人読書会 ひとりどくしょかい 初出・『文藝』2026年春季号掲載。特集「ハン・ガンを読む : 傷と庭を抱いて」内の記事としてNDLサーチで確認。 『一人読書会』は、待川匙が『文藝』2026年春季号に寄せた読書エッセイです。NDLサーチでは、特集「ハン・ガンを読む : 傷と庭を抱いて」内の記事として確認できます。公開Webで本文内容や詳細な要旨を確認できなかったため、作品内容の説明は掲載情報に限定します。 読書文学エッセイ