かめお

カメオ

松永K三蔵 2024 第64回 群像新人賞 優秀作

紹介 About

『カメオ』は、本社命令で期日までに倉庫を建てなければならない会社員の前に、犬を連れた隣地の男・カメオが立ちはだかるデビュー作。職場の命令、土地、期限、隣人との交渉が、現実的な仕事の話でありながら不条理な可笑しみを帯びて進む。問題を片づけるはずの業務が、相手の存在によってどんどん解決不能な人間関係へ変わっていくところに読みどころがある。労働の現場にある理不尽さと、人がどうにも動かせない他者の存在を、乾いたユーモアで描く作品である。

評価 Reception

第64回群像新人文学賞優秀作。Books/JPRO掲載の講談社紹介では、第171回芥川賞受賞作『バリ山行』に先行する著者デビュー作として、待望の単行本化と位置づけられており、NDLと講談社公式の群像新人文学賞当選作・優秀作一覧でも第64回・優秀作の表記を確認できる。OpenBDの版元ドットコム由来データでは、2025年に毎日新聞、東京新聞/中日新聞、産經新聞、朝日新聞での書評掲載情報を確認できるが、本文内容は未確認のため評価の要約には用いない。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

優秀作 第64回 群像新人文学賞 (2021年)

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