あるこくらにっきでん

或る「小倉日記」伝

松本清張 1952 第28回 芥川賞 受賞

紹介 About

『或る「小倉日記」伝』は、森鷗外の小倉時代を記録することに生涯を傾けた人物を主人公にする短篇です。文学史の周縁にいる無名の調査者の執念をたどり、資料を追う行為そのものを物語化しています。史実と想像を接続する構成が、のちの松本清張の記録性・推理性を予告します。

評価 Reception

日本文学振興会の公式一覧で第28回芥川賞受賞作として確認できる。NDLでは1953年の文藝春秋誌面など関連書誌を確認した。42歳での受賞は松本清張が本格的に作家として知られる契機となった。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第28回 芥川龍之介賞 (1952年下半期)