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小山田浩子 2013 第150回 芥川賞 受賞

紹介 About

非正規雇用の職を辞して夫の田舎に引っ越した主人公が、夏に黒い獣を追って土手の穴に落ちる。義祖父・義兄を名乗る見知らぬ男・甘い香りの老女など奇妙な人々との出会いを経て、日常と異界の境界が静かに溶けていく。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第150回 芥川龍之介賞 (2013年下半期)

小山田浩子のほかの収録作 More

  1. 001 2010 工場 こうじょう 初出・「新潮」2010年11月号 巨大工場の敷地内で働く非正規雇用の作業員たちを描いた短篇連作。謎めいた業務・増殖するコケ・正体不明の生物が日常に浸食してくる「不穏な日常」の文学。 労働孤独と疎外三人称・多視点 第42回 新潮新人賞
  2. 002 2018 にわ 単行本・新潮社 2013〜2018年に各文芸誌・アンソロジーに発表した15篇を収めた短篇集。「うらぎゅう」(「群像」2013年4月号)「庭声」(「文學界」2015年8月号)「名犬」(「新潮」2016年1月号)など、日常空間に動物や植物が静かに侵入する情景を積み重ねる。収録作「彼岸花」(「GRANTA JAPAN w… 身体寓話・幻想
  3. 003 2021 小島 こじま 単行本・新潮社 2014〜2021年に発表した13篇を収めた短篇集。「小島」(「新潮」2019年1月号)「ヒヨドリ」(「群像」2018年10月号)「卵男」(「文藝」2019年秋季号)など、身近な生き物・風景との境界が溶け始める場面を描く。「異郷」「継承」「点点」の3篇は「早稲田文学」発表のシリーズ的連作。単行本は2… 孤独と疎外寓話・幻想地方
  4. 004 2024 最近 さいきん 単行本・新潮社 2023〜2024年に「新潮」誌上で連続発表した7篇を収めた短篇集。「赤い猫」(「新潮」2023年1月号)から「えらびて」(「新潮」2024年1月号)まで、コロナ禍以降の日常を繊細な筆致で掬い取る連作的構成。単行本は2024年11月刊。 夫婦身体長い息の文体
  5. 005 2025 ものごころ ものごころ 単行本・文藝春秋 2021〜2023年に各文芸誌に発表した9篇を収めた短篇集。「はね」(「文學界」2021年2月号)「心臓」(「文藝」2021年夏季号)「おおしめり」(「MONKEY」vol.25)など、子どもの視点や原初的な身体感覚を通して世界の手触りを探る。初の文藝春秋からの刊行。単行本は2025年2月刊。 身体母と子寓話・幻想