Themes
歴史
主題「歴史」に分類された 5 作品。
- 001 2020 首里の馬 しゅりのうま 『首里の馬』は、沖縄の郷土資料館で資料を扱う主人公を通して、保存される記憶とこぼれ落ちる歴史のあわいを描く作品です。土地の固有性とアーカイブの問題を、宮古馬との幻想的な出会いを介して結びつけています。 第163回 芥川賞
- 002 2019 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』は、人形浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描く大島真寿美の歴史長篇です。大坂・道頓堀の芝居小屋と竹本座を舞台に、書くこと、語ること、人形を遣うことが交差し、物語が生まれる瞬間の熱を追います。芸能史の細部と、虚構が現実を巻き込む感覚を重ねた作品です。
- 003 2018 TIMELESS たいむれす 『TIMELESS』は、恋愛感情も性関係もないまま結婚したうみとアミを軸に、高校時代、広島への修学旅行、六本木の現在、四百年前の麻布が原の記憶、そして2035年の息子アオの旅を重ねる長篇です。恋愛、結婚、生殖、家族という近代的な制度をほどきながら、人間の身体が歴史や土地、死者の時間へつながっていく感…
- 004 2006 海洞 : アフンルパロの物語 かいどう あふんるぱろのものがたり 『海洞 : アフンルパロの物語』は、三浦清宏が2006年に文藝春秋から刊行した長篇小説です。NDLサーチでは、文藝春秋2006年9月刊、604ページ、ISBN 4-16-325230-4の単行本として確認できます。公開Webで信頼できる詳細梗概や初出誌は確認できなかったため、紹介は書誌情報を中心に整…
- 005 1998 翔べ麒麟 とべきりん 『翔べ麒麟』は、辻原登の物語作家としての顔が前面に出た大部の長篇です。帝国の秩序、流浪、反乱、芸能、異郷の土地が重なり、歴史小説と幻想小説のあわいで物語が進みます。『村の名前』で見られた越境の感覚を、より広い歴史的・冒険的な空間へ押し広げた作品として位置づけられます。