くろす
クロス
紹介 About
『クロス』は、異性装を入口に、身体の性、社会的な立場、恋愛の欲望がずれていく過程を一人称の近さで描く長篇です。河出書房新社公式ページでは、警備会社で働く二十八歳の「私」が、女性装によって新鮮な自由を得る一方、タケオとの出会いを通じて自己像を揺さぶられる物語として紹介されている。性の揺らぎだけを主題化するのではなく、「どの私も私」という存在の問いへ広げる点が読みどころです。
評価 Reception
河出書房新社公式ページで単行本の内容紹介、発売日、ISBN、関連ページとして試し読みとブルボンヌによる書評を確認した。NDLサーチでは単行本書誌と『文藝』2020年1月号掲載の初出記事レコードを確認できる。主要文学賞の受賞・候補は今回確認できた範囲では登録しない。
出典 Sources
- 河出書房新社『クロス』 書誌紹介評価
出版社公式ページ。内容紹介、発売日、ISBN、関連ページを確認。
- NDLサーチ『クロス』単行本 書誌
2020年4月河出書房新社刊、ISBN 978-4-309-02877-4 を確認。
- NDLサーチ『クロス』初出記事 書誌
『文藝』2020年1月号掲載を確認。
- Books/JPRO『クロス』 書誌紹介
出版社系書誌ページ。内容紹介、判型、ページ数、発売日を確認。
参考リンク References
- Web河出【試し読み】『クロス』冒頭20ページ公開 参考
河出書房新社公式ページからリンクされている試し読み。
- Web河出【書評】『クロス』 レビュー ブルボンヌ
河出書房新社公式ページからリンクされている書評。
- ブクログ『クロス』 参考
読者レビュー・読書メモ確認用。
山下紘加のほかの収録作 More
- 001 2015 ドール どーる 自分だけの特別な人形を手に入れたいと思う少年の衝動を軸に、性と闇を描く作品。少年の内面にある欲望や不快感を直視し、読者を落ち着かない心理の流れへ引き込む。人形という対象を通じて、身体と所有、成長期の暴力性が浮かび上がる。出版社紹介でも、不穏な少年の衝動を前面に出したデビュー作として位置づけられている… 第52回 文藝賞
- 002 2022 あくてえ あくてえ 『あくてえ』は、山下紘加が『文藝』61巻2号に発表し、2022年7月に河出書房新社から刊行した小説です。小説家志望の19歳・ゆめは、90歳の祖母と母との3人暮らしの中で、ままならない日常を悪態に変えながら、自分の人生がこれから始まるという感覚へ向かいます。河出書房新社公式ページとBooks出版書誌デ…