やました ひろか

山下紘加

b.1994

略歴 Profile

東京都生まれ。受賞時21歳の会社員。2015年「ドール」で第52回文藝賞を受賞しデビュー。ラブドールを題材に肉体と欲望を直截に描いた受賞作が注目された。2022年「あくてえ」で第167回芥川賞候補となった。 このデータベースでは3作品を収録し、発表年は2015年から2022年に及びます。文藝賞の受賞作を含みます。主題や読み味では身体、息苦しい、アイデンティティ、ジェンダー、家族といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2015 ドール どーる 初出・「文藝」2015年冬号 自分だけの特別な人形を手に入れたいと思う少年の衝動を軸に、性と闇を描く作品。少年の内面にある欲望や不快感を直視し、読者を落ち着かない心理の流れへ引き込む。人形という対象を通じて、身体と所有、成長期の暴力性が浮かび上がる。出版社紹介でも、不穏な少年の衝動を前面に出したデビュー作として位置づけられている… 暴力身体 第52回 文藝賞
  2. 002 2020 クロス くろす 初出・「文藝」2020年1月号掲載の同題作を単行本化した候補。NDL記事レコードと単行本レコードを確認。 『クロス』は、異性装を入口に、身体の性、社会的な立場、恋愛の欲望がずれていく過程を一人称の近さで描く長篇です。河出書房新社公式ページでは、警備会社で働く二十八歳の「私」が、女性装によって新鮮な自由を得る一方、タケオとの出会いを通じて自己像を揺さぶられる物語として紹介されている。性の揺らぎだけを主題化… ジェンダーアイデンティティ恋愛
  3. 003 2022 あくてえ あくてえ 初出・「文藝」61巻2号(2022年) 『あくてえ』は、山下紘加が『文藝』61巻2号に発表し、2022年7月に河出書房新社から刊行した小説です。小説家志望の19歳・ゆめは、90歳の祖母と母との3人暮らしの中で、ままならない日常を悪態に変えながら、自分の人生がこれから始まるという感覚へ向かいます。河出書房新社公式ページとBooks出版書誌デ… 家族青春貧困

単行本

  1. 001 2015 ドール どーる 単行本・河出書房新社 自分だけの特別な人形を手に入れたいと思う少年の衝動を軸に、性と闇を描く作品。少年の内面にある欲望や不快感を直視し、読者を落ち着かない心理の流れへ引き込む。人形という対象を通じて、身体と所有、成長期の暴力性が浮かび上がる。出版社紹介でも、不穏な少年の衝動を前面に出したデビュー作として位置づけられている… 暴力身体 第52回 文藝賞
  2. 002 2020 クロス くろす 単行本・河出書房新社 『クロス』は、異性装を入口に、身体の性、社会的な立場、恋愛の欲望がずれていく過程を一人称の近さで描く長篇です。河出書房新社公式ページでは、警備会社で働く二十八歳の「私」が、女性装によって新鮮な自由を得る一方、タケオとの出会いを通じて自己像を揺さぶられる物語として紹介されている。性の揺らぎだけを主題化… ジェンダーアイデンティティ恋愛
  3. 003 2022 あくてえ あくてえ 単行本・河出書房新社 『あくてえ』は、山下紘加が『文藝』61巻2号に発表し、2022年7月に河出書房新社から刊行した小説です。小説家志望の19歳・ゆめは、90歳の祖母と母との3人暮らしの中で、ままならない日常を悪態に変えながら、自分の人生がこれから始まるという感覚へ向かいます。河出書房新社公式ページとBooks出版書誌デ… 家族青春貧困