てろりすとのぱらそる

テロリストのパラソル

藤原伊織 1995

紹介 About

『テロリストのパラソル』は、新宿中央公園で起きた爆弾テロ事件に巻き込まれたバーテンダー・島村を主人公にした長篇です。過去を隠して生きてきた男のもとへ、かつての関係者や死んだ恋人の娘が現れ、事件の真相と主人公自身の記憶が重なっていきます。都市の暴力、過去から逃げること、ハードボイルド的な孤独を軸にした作品です。

評価 Reception

文藝春秋公式ページで第41回江戸川乱歩賞と第114回直木賞のダブル受賞作であることを確認し、日本文学振興会公式一覧でも第114回直木賞受賞作として確認しました。現行の賞マスターに直木賞・江戸川乱歩賞が未登録のため、awards 配列には登録せず、受賞歴は sources と reception に記録しています。

出典 Sources

参考リンク References

藤原伊織のほかの収録作 More

  1. 001 1985 ダックスフントのワープ だっくすふんとのわーぷ 初出・「すばる」1985年12月号(集英社) 大学の心理学科に通う「僕」が、心を閉ざした少女の家庭教師を引き受け、異空間にワープしたダックスフントの物語を語り聞かせる。文春文庫の紹介では、物語への興味と対話を通じて少女が変化していくが、その先に不穏な展開があることが示されている。語ること、聞くこと、他者の心に近づこうとする試みが中心にあるデビュ… 孤独と疎外青春一人称 第9回 すばる文学賞