しょうねんありす

少年アリス

長野まゆみ 1988 第25回 文藝賞 受賞

紹介 About

『少年アリス』は、耽美的で幻想的な世界に生きる少年たちを描く長野まゆみのデビュー作です。物語の筋よりも、詩的な言葉、異界的な舞台、少年たちの気配が作品世界を形づくります。以後の長野作品に通じる、美しく閉じた幻想世界の原点として読めます。

評価 Reception

第25回文藝賞受賞作です。既存出典で文藝賞受賞とデビュー作であることを確認できます。評価の詳細は未確認ですが、長野まゆみの独自の幻想的作風を示す出発点として位置づけました。

出典 Sources

  • 長野まゆみ - Wikipedia 書誌紹介

    (Wikipedia)受賞・耽美的作風を確認。内容面はWikipedia依存のため、出版社公式・誌面・選評での補強が必要。

受賞・候補歴 Awards

受賞 第25回 文藝賞 (1988年)

長野まゆみのほかの収録作 More

  1. 001 2010 野川 のがわ 単行本・河出書房新社 『野川』は、長野まゆみが2010年7月に河出書房新社から刊行した長篇小説です。両親の離婚を機に転校した音和が、野川の近くで父と二人暮らしを始め、中学校の新聞部で伝書鳩を育てる仲間たちと出会います。変わり者の教師の言葉に導かれ、鳥の目で世界を見たいと願う少年の感受性を、川辺の風景と飛翔のイメージのなか… 青春家族自然
  2. 002 2015 冥途あり めいどあり 単行本・講談社 『冥途あり』は、家族の記憶や土地の感触を手がかりに、生者と死者の距離を静かにたどる長篇です。長野まゆみの幻想性は、派手な異界ではなく、日常のすぐ隣にある冥界の気配として現れる。言葉の選び方と空気の薄さが、死と記憶の主題を繊細に支えています。 死者家族記憶 第68回 野間文芸賞