しんぜんすいきょうえん
神前酔狂宴
紹介 About
『神前酔狂宴』は、神社の披露宴会場で働く浜野、梶、倉地を中心に、結婚式という祝祭の裏側にある演技性と制度を描く小説。日々「茶番」を演じる彼らが、神社の祀る神が明治日本の軍神であることを知る筋立てから、結婚、家族、国家の儀礼性が重ねられる。河出書房新社は本作を、壮大な茶番を切り裂く衝撃作として紹介している。
評価 Reception
第41回野間文芸新人賞受賞作。河出書房新社の公式トピックは受賞を告知し、あらすじとともにWeb河出で試し読み・作品紹介が公開されていたことを案内している。
出典 Sources
- 古谷田奈月『神前酔狂宴』 第41回野間文芸新人賞受賞 | 河出書房新社 書誌紹介評価
出版社公式。受賞発表、内容紹介、刊行情報を参照。
受賞・候補歴 Awards
古谷田奈月のほかの収録作 More
- 001 2013 星の民のクリスマス ほしのたみのくりすます 古谷田奈月の単行本デビュー作。NDLサーチで2013年11月の新潮社刊行を確認。
- 002 2014 ジュンのための6つの小曲 じゅんのためのむっつのしょうきょく 古谷田奈月の二作目単行本。NDLサーチで2014年11月の新潮社刊行、および2017年新潮文庫nex版を確認。
- 003 2016 リリース りりーす 古谷田奈月の光文社刊単行本。NDLサーチで2016年10月の単行本と2018年光文社文庫版を確認。
- 004 2017 無限の玄 むげんのくろ 男性だけのストリングバンドを舞台に、絶対的な父の死と反復する再生のような出来事を軸に、共同体の変容を描く中篇。バンドの規律や父権をめぐる物語を、音楽と身体性を帯びた寓話として展開する。芸術の場が家族、共同体、権威の問題へ反転していく点が読みどころ。 第31回 三島賞
- 005 2017 望むのは のぞむのは 三島由紀夫賞受賞作『無限の玄』と同じ2017年に刊行された新潮社単行本。