しにたくなったらでんわして
死にたくなったら電話して
紹介 About
大阪・十三のキャバクラで働く初美と出会った浪人生・徳山が、外部とのつながりを失い、悪意と厭世へ引き込まれていく。河出書房新社の紹介では、初美が語る残虐史と徳山の関係の断絶が軸に置かれ、現代の「心中もの」と位置づけられている。欲望、虚無、言葉の呪術性が破滅へ向かって濃密に絡む、強い閉塞感のある作品。
評価 Reception
第51回文藝賞受賞作。河出書房新社の公式ページには藤沢周、保坂和志、星野智幸、山田詠美の選評要旨が掲載され、毒、言葉の力、異質な体力、薄気味悪さを含む吸引力が評価された。
出典 Sources
- 河出書房新社『死にたくなったら電話して』 紹介評価書誌
- 李龍徳・金子薫氏、文芸賞に決まる - 日本経済新聞 書誌
(報道)第51回文藝賞受賞・同時受賞者を確認