ろじ

路地

三木卓 1995 第33回 谷崎賞 受賞

紹介 About

『路地』は、鎌倉の路地と古書肆を舞台に、廃業した店、老いた人々、去りゆく時間を描く連作短篇集です。大きな事件ではなく、町の細部や人の記憶に残る光景を積み重ねることで、失われていく生活の手触りを浮かび上がらせます。鎌倉という土地を、懐旧だけでなく老いと時間の問題として読むことができる作品です。

評価 Reception

第33回谷崎潤一郎賞受賞作で、中央公論新社の公式受賞作品一覧で確認できます。NDLサーチでは1997年講談社版と2002年講談社文芸文庫版の書誌を確認しました。選評本文の詳細は未確認ですが、受賞作として三木卓の後期を代表する作品の一つに位置づけられます。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第33回 谷崎潤一郎賞 (1997年)

三木卓のほかの収録作 More

  1. 001 1973 ひわ 初出・「すばる」掲載。第69回(1973年上半期)芥川龍之介賞受賞作。『文藝春秋』1973年9月号の芥川賞決定発表にも掲載。 『鶸』は、三木卓が1973年上半期の第69回芥川龍之介賞を受けた短篇です。日本文学振興会公式の受賞者一覧では掲載誌を『すばる』として確認できます。NDLサーチでは、『文芸春秋』1973年9月号の芥川賞決定発表記事、および集英社文庫『砲撃のあとで』への収録が確認できます。 家族記憶幼少期 第69回 芥川賞
  2. 002 1979 野いばらの衣 のいばらのころも 単行本・講談社 『鶸』『路地』以外の三木卓の book-form work として確認できる講談社刊の小説。内容細部は追加調査余地あり。 記憶人生長篇
  3. 003 2012 K けい 単行本・講談社 晩年期の三木卓による単行本小説候補。作品内容の細部は候補段階では膨らませず、まず講談社刊の本として登録候補に置く。 記憶老い長篇