みき たく

三木卓

b.1935 — d.2023

略歴 Profile

東京生まれ。幼少期を大連で過ごし早稲田大学露文科卒。詩人として出発し1973年に「鶸」で芥川賞を受賞。詩・小説・童話と幅広いジャンルで活躍し、東京下町の情景と家族の記憶を独自の視点で描いた。 このデータベースでは4作品を収録し、発表年は1973年から2012年に及びます。芥川賞、谷崎賞の受賞作を含みます。主題や読み味では記憶、静謐、内省的、老い、家族といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1973 ひわ 初出・「すばる」掲載。第69回(1973年上半期)芥川龍之介賞受賞作。『文藝春秋』1973年9月号の芥川賞決定発表にも掲載。 『鶸』は、三木卓が1973年上半期の第69回芥川龍之介賞を受けた短篇です。日本文学振興会公式の受賞者一覧では掲載誌を『すばる』として確認できます。NDLサーチでは、『文芸春秋』1973年9月号の芥川賞決定発表記事、および集英社文庫『砲撃のあとで』への収録が確認できます。 家族記憶幼少期 第69回 芥川賞
  2. 002 1995 路地 ろじ 初出・「群像」1995年1月号〜1997年1月号に「鎌倉」の通しタイトルで断続掲載。単行本1997年6月講談社刊。初出連載開始年(1995年)を year とした。 『路地』は、鎌倉の路地と古書肆を舞台に、廃業した店、老いた人々、去りゆく時間を描く連作短篇集です。大きな事件ではなく、町の細部や人の記憶に残る光景を積み重ねることで、失われていく生活の手触りを浮かび上がらせます。鎌倉という土地を、懐旧だけでなく老いと時間の問題として読むことができる作品です。 老い記憶地方 第33回 谷崎賞

単行本

  1. 001 1977 ひわ 単行本・集英社 『鶸』は、三木卓が1973年上半期の第69回芥川龍之介賞を受けた短篇です。日本文学振興会公式の受賞者一覧では掲載誌を『すばる』として確認できます。NDLサーチでは、『文芸春秋』1973年9月号の芥川賞決定発表記事、および集英社文庫『砲撃のあとで』への収録が確認できます。 家族記憶幼少期 第69回 芥川賞
  2. 002 1979 野いばらの衣 のいばらのころも 単行本・講談社 『鶸』『路地』以外の三木卓の book-form work として確認できる講談社刊の小説。内容細部は追加調査余地あり。 記憶人生長篇
  3. 003 1995 路地 ろじ 単行本・講談社 『路地』は、鎌倉の路地と古書肆を舞台に、廃業した店、老いた人々、去りゆく時間を描く連作短篇集です。大きな事件ではなく、町の細部や人の記憶に残る光景を積み重ねることで、失われていく生活の手触りを浮かび上がらせます。鎌倉という土地を、懐旧だけでなく老いと時間の問題として読むことができる作品です。 老い記憶地方 第33回 谷崎賞
  4. 004 2012 K けい 単行本・講談社 晩年期の三木卓による単行本小説候補。作品内容の細部は候補段階では膨らませず、まず講談社刊の本として登録候補に置く。 記憶老い長篇